2023年12月21日

末包が護摩行宣言、君も行くのか


末包昇大も護摩行の人になるのね。(「日刊スポーツ」)

「もう一段階、上に行きたい」と末包は言う。あんたもか~い。そっちか~い。と、思わずツッコミを入れた。

「心技体」で一番大事なのは、まず「体」。何事も体あってのこと。丈夫そうな末包、「体」は大丈夫そう。しかし、次に来るのが「心」でしたか。


今オフ、九里亜蓮、栗林良吏、森下暢仁、堂林翔太らが、都内で行われた「ドライブライン・ベースボール」のセミナーに参加。(「デイリースポーツ」)

ドライブライン・ベースボールとは、シアトルにあるデータ解析に基づくトレーニング施設。大谷翔平もここでのトレーニングを経験したことあり。

動作解析で客観的に自分の体の動きを知り、体の動かし方を学ぶ。この「技」へのアプローチ、とってもいいと思う。自分では気づかなかった発見がありそう、面白そう。なんでもっとみんな行かないの? と思うほど。


メンタルを強くするには、自分に自信を持つには、技術を高めること、経験を重ねることでは? 気合でどうにかなるものじゃないのでは?

なので、末包の護摩行の話を聞いたときには、そっちか~いと思ってしまったのであったが、末包も「(護摩行を)やったからといって野球がうまくなるわけではないですけど」と承知の上。

「僕には時間がないので、取り込めるものは全部取り込んで、悔いなく終わりたい」という言葉に、切実なものを感じる。


大学から社会人野球を経て、2021年にドラフトで6位指名。25歳でプロ野球の世界に。早いスタートではなかった。

それなのに1年目、3月25日の開幕&デビュー戦で猛打賞、5月26日には満塁弾を打てど、出番がないという不思議。さーさーおーかー。

2年目の今年も、後半になってやっと出番が回ってきたという感じ。それでも、まだまだ準レギュラー扱い。あーらーいさーん。

もっと打席に立たせて、もっと花開かせることもできたんじゃないかと、もぎもぎした(モヤモヤとやきもきが合体)。何のためにドラフトで指名したんじゃーい、と。


安定した社会人野球から水物のプロ野球の世界に入るのに、相当の覚悟があったはず。それなのに、それに応えないベンチ(球団か?)。あたしゃ怒りを覚えました。

18歳だって、25歳だって、誰だって覚悟して入ってきている。でも、結果出してる選手を起用しないなんて、ポイズンの極み。

護摩行は末包が自分に必要と思って行くのだから、いいんです、行って、どこへでも好きなところへ。

ただ、ベンチ(球団か?)の選手起用がもう少しまっとうだったら、末包にこんなオプションいらなかったんでは?(うーん。もともと護摩行を選ぶようなキャラだったのかもしれないけれど)

来季、スタメンになってほしいのは、小園海斗と、坂倉将吾と、末包昇大と、田村俊介(と、菊池涼介)。以上!
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