2022年3月26日
末包上々のデビュー、開幕戦はまさかの大勝
まっさらに感じる球場の空気、いい緊張感が伝わってくる開幕試合、野球の時間が始まりましたー。
3月25日、DeNA戦(横浜スタジアム)、3対11。スタメン全員安打の17安打、まさかの大勝。
1回、三者凡退だったけど、西川龍馬も小園海斗も当たりはよかった。と言えるのは、その後、得点劇が始まったから。
2回、松山竜平がファースト・知野直人のエラーで2塁へ。坂倉将吾ヒット、新人の末包昇大タイムリーで1点先制。おぉぉぉ。末包、いいデビューを飾りました。
このとき、1塁上でつきあげたガッツポーズの元気なこと。ヒーローインタビューは猛打賞の末包でしたが、声もデカイ(調節できないタイプと見た)。とにかく元気です。
開幕試合に打つ宣言していた先発の大瀬良大地もタイムリー。西川の犠牲フライでもう1点。オープン戦での残塁病はどこへ? 3点どまりと言えば、そうとも言えるが、3点先制。
大瀬良も落ち着いていました。7回、球威も落ち、つかまり始め、塹江敦哉と途中交代となったのはちょっと物足りなかったけど、7回途中、3失点、おつとめ果たしました。マウンド上でも、マウンドを降りる姿も力感なかった。
この後、追加点が入らず、追いつかれるパターンに陥るかと思いきや、予想に反して、5回にビッグイニング。
DeNA先発・東克樹が、上本崇司にフォアを出したところで指先にアクシデント、途中交代。ベンチでバナナを食べていた衝撃デビューを思うと、本領発揮とはいかなかった
不意の交代で(と言っても、いつ何が起こるかわからないから想定内)、砂田毅樹も連打され、伊勢大夢に途中交代。
菊池涼介のスクイズが知野のフィルダーズチョイスで成功し、小園タイムリー、坂倉将吾タイムリー、會澤翼2点タイムリーで、5点追加。
8回、會澤の犠牲フライでもう1点、9回、菊池の2点タイムリーで、つごう11点。
オープン戦と本番は別物といつも思わされるが、相手の不調に乗じてとはいえ、残塁病に陥らず、追加点が取れたのはよかった。
リリーフ陣も抑えた。塹江が出てくると、毎回どっちに転ぶかとドキドキするんだけど、7回ウラ、ワンポイントを抑えた。
8回ウラには、島内颯太郎。6点リードでもったいない気もしたが、「今日は勝って終る」という佐々岡監督の意志と見た。
9回ウラは中﨑翔太。慣例的にハラハラしましたが、上本の好守備も出て、すべて打ち取り、無失点リレー。
8回ウラからサードの守備についていた田中広輔と中﨑を見ていたら、三連覇時代のカープの名残がマウンドからほのかに香りたっていて、ちょっとじんわりきました
坂倉もサードデビュー。送球するときハラハラ。ファウルフライ、慣れてる人なら取れたのかなという打球もあった気もするけど、今日はお役目、果たしました。
大瀬良の身体がいまだ薄めなのはちょっと心配だが、松山竜平の身体がスリムになったのは、よかったのかな?
4番・松山竜平は消去法での選択と思うが、今日は相手エラー、2安打、申告敬遠と、5打席中4打席で出塁。おつとめ、果たしました。エラーもなく、げんなりさせられることもなかった。「松山の4番は消去法」なんて言わせない活躍、せめてこの後もしてもらえたら。
ソトとオースティンが不在のうえに、調子いまひとつのDeNA相手だったことは肝に銘じておかなくては。ご祝儀とはいえど、残塁病に陥らなくて、よかった。
しかし、点が入るたび思うのは、2戦目の森下暢仁のときは打たないんだろうな~ということ。森下の悲劇が繰り返されそうな予感がとまらなかったこと。
2戦目の先発は、カープ難敵の大貫晋一。ぐぅ。でも、森下、がんばれ。打線も気をひきしめて、攻めて。
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