明日から神宮球場でヤクルト3連戦。
マツダスタジアムも暑いでしょうが(熱くはない)、梅雨明けした明日からの東京も暑そうです。選手が大変そうで、今からちょっと気が重いです。
7月の残りと8月、ドーム球場での試合はバンテリンでの3日間だけ。
「ホームでも死のロード」みたいな、過酷な夏にまたなりそうです。選手の疲労を思うと絶望的な気持ちになります。
カープの昨年9月の大失速の原因に「暑さ」を指摘した記事が散見されましたが、今年の7月の失速について、江川卓さんも「暑さ」を指摘。(「日刊スポーツ」)
「ホームゲームが広島ですから、広島の夏は本当に大変なんです。見ていて、カープの選手がへばっちゃって、リリーフ陣もへばるようになりました」
「先発ピッチャーが完投するしかないんですよ。日本ハムみたく」
近年の夏の暑さは一昔前より厳しくて、蒸し暑いと噂のマツダスタジアムがホームというのは、夏には大きなハンデ。
しかし、もしカープのホームがドーム球場だったとしたら、選手にとっては体力面の環境はよくなるけれど、今の打線で勝てるのか問題。
打線なんですよ、問題は、江川さん!
7月16日のDeNA戦、やっと、かろうじて、連敗が止まった(7で)。
あの日は3回に、中村奨成、大盛穂、小園海斗の1番2番3番トリオが連打で2得点。状態をあげてきたモンテロに待望の2号ソロが出て、なんとか勝てた(バウアー調子悪かったですし)。
個々の選手の状態が少しずつ上がると、少しは展望が開けそうと思えた試合(少しだよ、少し)。
7月16日には、羽月隆太郎がセーフティバントから2盗を決めた。羽月なりの工夫が感じられて面白かった。ポンポン打ち上げて、詰まらせて、終わりの連続! というのより、ずっといい。
こんなふうに個々が状態を上げて工夫して、ホームがドーム球場になったとして、今のメンバーで優勝できるのかどうかは別問題。
長打~。点を取れないと勝てないのはわかっているのに、なんでこうも毎回のように、守備固めに出す選手をスタメンにちょいちょい差し込んでくるのかな、カープベンチよ。
カープの選手は、夏の屋外球場ということ以外に、ベンチがフラットな選手起用をしないという人災も背負っているんですよ。
緒方さんが監督最後の年、コンディション絶不調の田中広輔をスタメン起用し続け、チームは迷走し、閉塞感に包まれたことがあった。あのとき、「カープ学級の担任代わってほしい」というブログ記事を書いた。
今は「監督学校あったら入学してほしい」。勝ち方わかってない監督に勉強してほしい。