10月1日に発表された、カープ8人の戦力外通告。
上本崇司、松山竜平、田中広輔のベテラン3人は、生温かい球団のこと。また1年引き延ばされることもあり得ると思っていたので、ついにというか、やっとそのときが来たかという感じだった。
河野佳は昨年、リリーフでいい球投げていたときもあったので意外だった。今年の様子は知らなかったけれど、3年目にして、地元広陵高校出身の選手を切るんだ、と。
赤塚健利は顔なじみになる前にサヨナラになってしまった。
小林樹斗は雰囲気ある選手と楽しみにしていたのだけど、2021年と2022年、1試合ずつ登板しただけに。あれ? うーん。自分をすくすく育てるのって、難しいですね。
宇草孔基にいたっては、今年、応援歌を作ってもらって、一度も1軍で流されることなくチームを去ることになるとは。なかなかに衝撃的だった。
同期の森下暢仁も寂しがっているだろう。いや、森下もがんばらないと……。
健人は、昨年、現役ドラフト候補と予想する記事もあったが、今年は現役ドラフトどころか……。あの堅固な外野守備、好きでした。今年は1軍で10打席0安打。ううううう。
健人の戦力外を聞いて、浮かんできたのが、同じく昨年現役ドラフト候補扱いされていた中村奨成と高橋昂也。
8年目にして本気出したドライチ奨成、頭角表した。表舞台に立った。もともと打席やお立ち台に立ったとき、雰囲気があった。いや、ほんとによかった。
シーズン終盤では、カープの打者でプロ野球をしているのは、小園海斗と奨成だけに見えた。そんな状態だったカープ。
来季からは二人で打線をグイグイ引っ張っていってほしい。こういう選手がもっと増えないと、きびすぃ2026。
高橋昂也のリリーバーとしての復活も、感慨深かいものがあった。
トミージョン手術を受けたのは2019年。そこから先発として復活し勝ち投手になった2021年4月24日の巨人戦も感慨深かったけれど、さらにまた月日を経ての感慨。
ビハインドでの登板から、ロングリリーフで流れを変えてくれた試合は印象深かった。
奨成の成長と昂也の復活は、今年のカープの嬉しかった出来事の一つです。
〔事件簿〕なんてちょっと物騒な響きだけど、〔出来事〕というニュアンスで、今季印象的だったことを思い立ったとき備忘録として書いていこうと思います。
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