2021年5月28日

後味の悪い試合、リリーフ陣はがんばった


5月27日、西武戦(マツダスタジアム)、4対4。

試合前、西武の源田壮亮が37.5℃の発熱とのニュース。なんかいやな感じがしました。

試合直前、PCR検査の結果が出て、陽性判定。7人の選手がベンチを外れることにも。先発予定だったニールも、ダーモディに急きょ変更。控え野手は2人だけ。

これは弱いカープへのハンデなのかと思えるほど、西武にとって不自由な状況。

こんな状況で試合するの? 観客がスタジアム入りしていて中止できる状況ではなかったから? この3連戦、もっと早く中止を決めるべきだったんじゃないかという思いがまたぶり返す。


昨年、NBPは医療関係者をアドバイザーに置いていたと聞いていたが、今年はどうなってるの?

背広を着た人たちが会議しても何も決められない。試合開催の決定権は誰にあるの?

いろんな規約があるのかもしれないけれど、こんなとき、まっとうな判断ができるトップがいれば、もっと早く行動できたと思えてなりません。

感染症を甘く見ているように見える。なんとかなるんじゃないかって、まるで今の政府みたい。今回の対応についてあまり取り上げられていなくて、そのことにも、ものすごく違和感。

後味が悪いまま、試合は始まる。


1回、先発・床田寛樹がいきなり3失点。40球も要する。2回にも1失点。3回4失点で降板。試合をつくれませんでした。なんじゃごぅりゃあ。

打線は、あくまでも1番・田中広輔。1番田中の幻影はそんなにも強いのか。

2番は中村奨成。奨成は1回、慣れないレフトの守備で落球、タイムリーエラーとなる。奨成にはキャッチャーが似合う。この配置、なんとかしていただけまいか。

初回の打席で、エラーを取り返すべく、ヒット。なんだけど、3番が堂林翔太で、併殺。いくら2番に置かれても、田中と堂林にはさまれては生殺し状態。

しかも4回には早々に宇草孔基と守備交代させられる。この奨成の使い方の雑さ。ベンチを信用できない。


2回裏、復活の西川龍馬ヒット、クロンもヒット、復活の坂倉将吾がタイムリーで1対4。この日の坂倉はよう打った。

だがしかし、チャンスは続くも、最後は安部友裕併殺。

3回裏と4回裏と5回裏も、得点圏のチャンスで堂林凡退、安部見逃し三振、堂林凡退。

6回、西川と坂倉ヒット、森友哉の悪送球で1点。安部のタイムリーで1点で、3対4。

連続フォアの後、満塁で、松山竜平。で、ショートゴロ。怒るどころか、あー、やっぱりいつもの。と、空笑いが我が家に響く。


7回裏、坂倉が犠牲フライで1点追加、4対4の同点に。しかし、1塁3塁で、安部凡退。

8回裏、代打の磯村嘉孝が2塁打を放つも、堂林が凡退。

田中はノーヒット。安部、堂林はチャンスの場面でわくわく感なし(松山もな)。なぜかベンチで重用されているトリオ。なぜ、なぜなんだ。

限られた選手で試合をやる状況とは言え、その中でも入替は必要。火を見るより明らかなのに。


試合をつくれなかった床田のあと、4回5回は菊池保則、6回は高橋樹也、7回は大道温貴、8回は復活の塹江敦哉、9回は栗林良吏と、オール無失点。リリーフ陣が試合を立て直した。

栗林はまたしても連続無失点記録を更新。もっと勝ちを、セーブをつけてあげたい。頼むよ、先輩がた。

しかし、何事もなかったかのように試合が続くのは、なんとも居心地悪かった。感染を見て見ぬふりしている政府みたいで。

そんな中、菊池涼介が活動再開とのニュース。チームにはまだ合流せず、自主練習をスタートするとのこと。急変とかなくて、ほんとうによかった。


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