2023年7月27日

左投手ばっかりぶつけてきたヤクルトに3タテ、10連勝


7月27日(木)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、4対1。

カープ10連勝。阪神が巨人に敗れ、本日首位に。

あかん、優勝してまう・・・。昨年、阪神開幕大連敗の後、快進撃したときの虎ファンの心境。3年の暗黒期を経た後だもの、ちょっとくらい喜んでもいいよね?(控えめな声で)

ヤクルトは昨年とは別チームのよう。カープが強いと勘違いしないよう謙虚に。しかし、この好機を逃さないように。

昨日、栗林良吏の154kmのストレートが側頭部に直撃し、心配されていた青木宣親。練習には姿を見せたとのこと。

ホッとしました。とにかくよかったです。休息しなくて大丈夫かと案じましたが、もしかしたら、栗林に「心配すんな!」のサインを送ってくれたのかなって。


床田寛樹と石川雅規のマッチアップ。見事に、石川先輩に打たせて取られるカープ打線。

床田寛樹も打たせて取って、時どき三振、球数少なめ。石川先輩、さらに少なめ。5回投了時点で、床田62球、石川先輩59球。

しかも、ともにアクシデントで緊急降板することに。石川は6回、野間峻祥のゴロを1塁へ悪送球したときの違和感で、5回1失点で降板。

床田は8回、1アウトを取った後、4球目を投げた後、指を伸ばすような仕草。汗が拭き出す猛暑での投球。つったのかな??? この暑さ、ベンチでのチョコ補給では間に合わなかったか。7回途中1失点で降板。


昨日は中﨑翔太、今日はターリーが緊急登板。しかも、3ボール1ストライクのカウントから。今日のターリーはどっちだ? 

1球目ボールで、早速フォア(記録は床田のフォアボールになるという)。わわわ。今日のターリーはこっちか? いんや、アウト2つ取って、おつとめ果たしました。

9回、昨日の今日で栗林とは思いもせなんだが、矢崎拓也は連投していましたし、阪神との直接対決も控えていますし。

それこそターリーじゃないけれど、どっちに転ぶのかドキドキでしたが、打たせて取って三者凡退。久しぶりの9セーブ目。栗林、がんばった。床田は9勝目、エースエース。


打線は、5回、堂林翔太2塁打、會澤翼タイムリーで1点先制。

7回、昨日8番の末包昇大が、本日5番に。打ったよ2塁打、センターの並木秀尊のグラブをはじいた!

ここで末包に代走・大盛穂。采配には納得しつつも、まだ末包に打席が回ってくるかもしれないという心もとなさも。

続いて堂林がバントで送って、會澤の犠牲フライで勝ち越し。會澤、2打点目。


8回、野間ヒット、秋山翔吾フォア、1アウト1塁2塁で4番・上本崇司。

オーダー決めたのはベンチで、上本に否はない、ただ、こういうとき、4番が強打者だったらと思った。点が取れても取れなくても、気持ちの盛り上がりが違うんです

上本はキャッチャーフライでバント失敗。ここまで4番上本で勝っているが、もうそろそろ、つなぎの4番は終わりにしませんか?

この得点圏で末包がいれば、だったが、大盛は松山竜平に交代。松山ヒットで満塁。堂林が2点タイムリーで、3点リードに。

今日は、堂林と會澤が得点にからむからむ、下位打線デー。今日はおっさんたちのお立ち台。


左投手に弱いと生き恥さらされていたカープに、3人の左投手をぶつけてきたヤクルトだったが、3タテ完了! 冒頭のとおり、ヤクルトの状態を考えると謙虚にねって思うけど、負けなかったのは大きかった。

西川龍馬が離脱後、10連勝。メジャーに移籍後、カープ優勝の前田健太ほどではないと思うが、西川、んあ?ってなってないか。

主力の離脱は痛いと普通言われるけれど、一人が出られなくなるということは、新しい(別の)誰かが出られるということ。層がいくつも重なってる方がミルフィーユも美味しいしね。

調子を落としているチームに勝って浮かれるつもりはないけれど、優勝を経験していない若い選手たちに、ヒリヒリしたステージ、味わってほしいなと心底思う。
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