2026年11月5日

坂倉もFA宣言……「ポジションコロコロ」へのメッセージ添え


11月5日、坂倉将吾がFA宣言。

昨日の森下暢仁に続いて、坂倉も。坂倉はFA宣言すると思っていたので、驚きはなし。

今回カープでFA権を取得したのは、森下と坂倉と床田寛樹。この3人で互いに「FAどうする?」と話すことって、あったんだろうか。

個人の問題なのでそんなことはないだろうけど、森下と坂倉の間柄なら、「どっちが先に公表するか」くらいは相談して森下が先になった……ってことはないか。どうでもいい話。


坂倉も新人の頃から応援していた選手だった。打席での面構えもいいなと思っていたが、もっと突き抜けたものが見たかった。

今季は「勝ちたい」気持ちでプレーしているように見えたときもあれば、心ここにあらずと思えるようなときもあり、波を感じた。

坂倉はヒーローインタビューで、「もっともっと熱い声援をよろしくお願いします」と言っていた。

お客さんが少ないと、声援のボリュームも自ずと下がりますから。ビジターのお客さんの応援は熱かったが、スタンドに占める赤い面積はだんだん少なくなっていった。

でも、ファンに応援してもらえることは当たり前のことじゃない。球場へ足を運んでくれるようお願いする前に、声援を送りたくなるようなプレーを見せ続けることがプロの仕事。


開幕前から指定薬物問題で騒がれたカープ。記者会見を開いてファンや報道陣に何の説明もしなかった球団の姿勢が、ガラガラのスタンドを招いたと思う。

覇気や集中力を感じない選手も散見され、何の方向性もない行き当たりばったりなベンチの采配が輪をかけて、成績は低迷。

そら、こんなガラガラのスタンドで、つまらない采配するベンチのもとで、野球したくないだろう。坂倉のFA宣言は当然のことに思えた。


「10年間、いろいろなポジションでプレーしたが、この先何年できるか分からないので、ある程度ポジションが固まった中でプレーしたい」と、坂倉。(「スポーツ報知」)

「そこに関しては、自分から何か提示することはないです。カープでも移籍したとしても期待されているところで出たい」と、与えられたポジションでプレーする姿勢を示しつつ。

サラッとしっかり新井さんのポジションコロコロへのメッセージにも感じた。今は、カープに限らず複数のポジションを守る選手の話は珍しくないとはいえ……。

FA宣言の期限は11月9日まで。あとは大トリの床田がどうするか?

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2026年11月4日

森下暢仁がFA宣言……カープ脱出か、メジャー挑戦か


11月4日、森下暢仁がFA宣言。

私としては、もうこんなチームから出て、新しい環境で投げてほしい気持ちでいっぱい。

ずっと応援してきたし、森下はお金を払って見たい一番の選手でした(今季前半の他人事感あふれる態度はいただけなかったし、そのときは気持ちが離れた。でも後半、復活した投球を見て、また応援したくなった)。

でも、このまま今のカープにいてほしいとは思わない。投げても投げても援護なしで報われず、2025年は6勝14敗、2026年は7勝11敗。


この数字だけ見て、「こんな成績の投手ではない」という評論家もいた。

ほぼ全試合カープの試合を見てきた者からすれば、「あの打線でどうしろと?」という気持ちになった。ドーン!(机たたく音)

「チームを勝たせるのがエース」という言われ方をすることがある。森下にチームを引っ張る力が足りなかったなんて、そう簡単に言える? そもそも点を取らないと試合には勝てない。ドン、ドーン!

森下がいなくなるとカープを応援する楽しみは激減する。それでも違う環境を体験してほしいと率直に思う。


球団は10月15日、FA宣言した選手に対して、「FA権を行使した上での残留を容認する」と異例(?)の発表。

もし森下がメジャー挑戦したいなら、もう1年、カープでプレーすれば海外FA権を取得できる。

ただ、「生まれ変わる」気が1ミリもない球団とベンチ陣。あと1年このチームでプレーするのは耐え難い気がする。


メジャーに挑戦したいと願っていても、オファーが来るかどうかはまた別の話。移籍できたとして、活躍できるとは限らない。

上沢直之や小笠原慎之介らのように、思ったとおりには行かなくても、またとないメジャー挑戦のチャンス、悔いを残してほしくないと思う。

今回、国内チームに移籍したら、海外FA権を取得するのにさらに4年。また、移籍したばかりの選手にポスティングを容認してもらうのは考えにくい。森下はどういう選択をするんだろう。


もしメジャー挑戦のため、あと1年、この球団に残るのなら、その1年を応援します。

黒田博樹もメジャーに残るかカープのオファーを受けるか、刻一刻気持ちが変わるほど悩んだ様子が『決めて断つ』(ベストセラーズ)に書かれていた。

悩ましい真っ最中と思いますが、どこに行っても応援しますから!

2026年11月3日

カープの人事発表、巨人とは別の意味でサプライズ……これで生まれ変わるつもり?


11月3日、カープがやっと来季のコーチングスタッフを発表。

2日前、田中広輔の内野守備走塁コーチ就任は発表されていたが、これは「やっぱりな」という規定路線。

田中は今年、野球解説の仕事もしていた。その解説を聞いてほとんど発見やワクワクすることはなかったが、これも人気者には仕事が与えられるというやっぱりかの規定路線、驚きはなかった。

田中、守備そんなに上手かったっけ? 3塁ベースをテテテと回ってホームインする姿は印象に残っているが。

今年の日本シリーズ、CSでMVPをとったソフトバンクの庄子雄大が日本シリーズでも活躍。田中がいつぞやのCSでは大活躍だったが、日本シリーズではさっぱりだったなと思い出したりしていた。


で、サプライズ人事です。広報の職員だった松本高明が1軍内野守備走塁コーチ。

松本さんは2014年オフに戦力外通告。現役引退後、球団職員としてマネージャーや広報などを務めてきた。(「デイリースポーツ」)

私がカープの試合を追いかけるようになったのは2015年。彼の現役時代のことは知らないのですが、12年間で197試合出場、85安打……。

こういう人の指導を受けたいと思いますか? すぐ畝辰実コーチのことを思い出した。生涯で7試合しか登板していない人の指導を受けたいと思いますか?


それなら、三連覇にも貢献した田中が1軍コーチについた方がまだ納得がいく。いきなり1軍コーチというのはもちろんウェルカムではないけれど。

野村祐輔が現役引退後に即コーチになったときは、床田寛樹らが「祐輔さんからたくさんのことを学んだ」と言っていたし、大歓迎だった。そんな野村も3軍コーチからのスタートだった。

田中のコーチ就任もオーナーに愛されている人が大事にされる今のカープ風土から想像はついたが、チームが生まれ変わらなくてはというこのときに、広報の人がいきなり1軍のコーチ? なんだかバカにされているような気がした。

松本さんに非はないが、えっ、この話受けるん?  とも思った。プロのチームは部活やサークルじゃないんだから。よっぽどカープってぬるいんだなと思った。というか、あまりに不自然な人事。


松井秀喜の監督就任で、連日、巨人の練習場がファンでにぎわっているという報道を聞くと、選手より目立つ監督・コーチ陣もどうかとは思うけれど、巨人のサプライズ人事とは格段の差がある、別の意味でのカープのサプライズ人事。

巨人は清水隆行が打撃コーチに就任したのも、ちょっとうらやましい。今年、清水さんの解説を聞いたとき、カープの選手のこともちゃんと見てくれていた感じがあって、なかなか楽しかったので。

赤松さんが2軍に配置転換というのもショックだった。

辰見鴻之介が師とあおいでくれていたのに。辰見がもともと持っていた走力あってのことだが、赤松コーチの教育も受け、今季カープで盗塁の花を咲かせたのに。


【1軍】★は新加入
 監督 新井貴浩
 ヘッドコーチ 藤井彰人
 打撃コーチ 小窪哲也、新井良太
 外野守備走塁コーチ 福地寿樹
★内野守備走塁コーチ 松本高明
 投手チーフ 菊地原毅
 投手コーチ 石井弘寿
 バッテリーコーチ 石原慶幸

【2軍】
 監督 高信二
 二軍チーフ兼バッテリーコーチ 倉義和
 打撃コーチ 東出輝裕、迎祐一郎
 野手コーチ 赤松真人
 外野守備・走塁コーチ 廣瀬純
★内野守備・走塁コーチ 田中広輔
 投手コーチ 永川勝浩、野村祐輔

【3軍】
 統括コーチ 小林幹英
 打撃育成コーチ 朝山東洋
★投手育成コーチ兼アナリスト 一岡竜司

(選手兼コーチ補佐 會澤翼)


みごとに入れ替わりがないに等しい身内人事。同じ身内人事でも巨人と内容の落差が。カープが生まれ変わろうとしていないことがくっきりしました。

ただでさえ低下しがちだった(のにまだ様子見てみようと少しは気持ちを奮い立たせていた)応援の気持ちが、またじわじわと下がってきました。

「生まれ変わります」詐欺にあった気分。期待はしていなかったが、やっぱりか。なんだよ、カープ?