2026年11月3日

カープの人事発表、巨人とは別の意味でサプライズ……これで生まれ変わるつもり?


11月3日、カープがやっと来季のコーチングスタッフを発表。

2日前、田中広輔の内野守備走塁コーチ就任は発表されていたが、これは「やっぱりな」という規定路線。

田中は今年、野球解説の仕事もしていた。その解説を聞いてほとんど発見やワクワクすることはなかったが、これも人気者には仕事が与えられるというやっぱりかの規定路線、驚きはなかった。

田中、守備そんなに上手かったっけ? 3塁ベースをテテテと回ってホームインする姿は印象に残っているが。

今年の日本シリーズ、CSでMVPをとったソフトバンクの庄子雄大が日本シリーズでも活躍。田中がいつぞやのCSでは大活躍だったが、日本シリーズではさっぱりだったなと思い出したりしていた。


で、サプライズ人事です。広報の職員だった松本高明が1軍内野守備走塁コーチ。

松本さんは2014年オフに戦力外通告。現役引退後、球団職員としてマネージャーや広報などを務めてきた。(「デイリースポーツ」)

私がカープの試合を追いかけるようになったのは2015年。彼の現役時代のことは知らないのですが、12年間で197試合出場、85安打……。

こういう人の指導を受けたいと思いますか? すぐ畝辰実コーチのことを思い出した。生涯で7試合しか登板していない人の指導を受けたいと思いますか?


それなら、三連覇にも貢献した田中が1軍コーチについた方がまだ納得がいく。いきなり1軍コーチというのはもちろんウェルカムではないけれど。

野村祐輔が現役引退後に即コーチになったときは、床田寛樹らが「祐輔さんから学んだことが多かった」と言っていたことし、大歓迎だった。そんな野村も3軍コーチからのスタートだった。

田中のコーチ就任もオーナーに愛されている人が大事にされる今のカープ風土から想像はついたが、チームが生まれ変わらなくてはというこのときに、広報の人がいきなり1軍のコーチ? なんだかバカにされているような気がした。

松本さんに非はないが、えっ、この話受けるん?  とも思った。プロのチームは部活やサークルじゃないんだから。よっぽどカープってぬるいんだなと思った。というか、あまりに不自然な人事。


松井秀喜の監督就任で、連日、巨人の練習場がファンでにぎわっているという報道を聞くと、選手より目立つ監督・コーチ陣もどうかとは思うけれど、巨人のサプライズ人事とは格段の差がある、別の意味でのカープのサプライズ人事。

巨人は清水隆行が打撃コーチに就任したのも、ちょっとうらやましい。今年、清水さんの解説を聞いたとき、カープの選手のこともちゃんと見てくれていた感じがあって、なかなか楽しかったので。

赤松さんが2軍に配置転換というのももショックだった。

辰見鴻之介が師とあおいでくれていたのに。辰見がもともと持っていた走力あってのことだが、赤松コーチの教育も受け、今季カープで盗塁の花を咲かせたのに。


【1軍】★は新加入
 監督監督 新井貴浩
 ヘッドコーチ 藤井彰人
 打撃コーチ 小窪哲也、新井良太
 外野守備走塁コーチ 福地寿樹
★内野守備走塁コーチ 松本高明
 投手チーフ 菊地原毅
 投手コーチ 石井弘寿
 バッテリーコーチ 石原慶幸

【2軍】
 監督 高信二
 二軍チーフ兼バッテリーコーチ 倉義和
 打撃コーチ 東出輝裕、迎祐一郎
 野手コーチ 赤松真人
 外野守備・走塁コーチ 廣瀬純
★内野守備・走塁コーチ 田中広輔
 投手コーチ 永川勝浩、野村祐輔

【3軍】
 統括コーチ 小林幹英
 打撃育成コーチ 朝山東洋
★投手育成コーチ兼アナリスト 一岡竜司

(選手兼コーチ補佐 會澤翼)


みごとに入れ替わりがないに等しい身内人事。同じ身内人事でも巨人と内容の落差が。カープが生まれ変わろうとしていないことがくっきりしました。

ただでさえ低下しがちだった(のにまだ様子見てみようと少しは気持ちを奮い立たせていた)応援の気持ちが、またじわじわと下がってきました。

「生まれ変わります」詐欺にあった気分。期待はしていなかったが、やっぱりか。なんだよ、カープ?