2026年1月6日

期待の若手は?……オーナーと小園の温度差


昨日のブログで、木村元彦さんの『労組日本プロ野球選手会をつくった男たち』のお話を予告していましたが、ちょっとその前に別の話題を。

1月5日、仕事始めの日、松田オーナーが期待する選手として、佐々木泰の名前をあげた。

「佐々木がポーンと出て活躍してくれれば、負けていられないという選手たちが出てくると思う。一人がびっくりするぐらい出てきたらその世代の選手が続いてくる。それを期待したい」(「スポニチ」)


他球団のオーナーの言動まで追いかけていないのでわかりませんが、こんなふうに選手の個人名をあげるオーナーっているのでしょうか?

いるのかもしれないけれど、松田オーナーに名前を出されると、なんでこんなに気持ちがざらつくんだろう。

深い意味はないかもしれないが、選手への単なるエールなのかもしれないが、「お気に入り」の選手を公言されたような気持ちになって、距離を置いて見てしまう。


契約更改ひとつとっても、実際の働き以上に評価され、優遇されていると感じる選手は何人かいる。

その一方で、今季、もっとも評価されていい首位打者と最高出塁率の2冠をとった小園海斗の契約更改は1月下旬になる見通しとか。

WBCも控えているし(まだ発表はされていないが私の中で小園は代表確定)、心置きなく準備をさせてあげたいのに。


でも、プロ野球選手って、困難はつきものだから。

小園は高校を卒業して入団してからも、田中広輔に忖度する球団とベンチからフラットな扱いを受けていると思えなかった。スター選手を素直に起用できない球団に見えました、私には。

若くして小園は逆境(?)を経験してきているので、このことでシーズンやWBCの準備に支障が出ることはないでしょうけれど。

オーナーの「お気に入り」かどうかはさておき、佐々木が球団から推されているのはなんとなく感じる。ドライチだったのだし、期待されて当然。

でも、小園もドライチだった。4球団競合の中、指名して迎え入れたのに(しかも活躍しているのに)、この扱いは何?


そんな小園が「期待の若手」について問われると、「いないですね。昨年、シーズンの最後の方にたくさん1軍に上がってきましたけど、まだまだだなという感じです」と、バッサリ。(「デイリースポーツ」)

佐藤啓介や前川誠太、昨年1軍出場はなかったけれど、中村貴浩ら、活躍してほしい若手はいます。でも、オーナーの言葉より、小園の言葉の方が自分の感覚と近い。

ポーンと出て活躍してくれたら嬉しいけれど、それだけの選手なのかどうか、私の中ではまだ佐々木は様子見選手。

さすが優勝を目指していない(その程度の気分で語る)オーナーと、現場に身を置くトッププレーヤーとの温度差を感じる。

ドラフト会議のときにも毎回出てくるし、選手について口を出してくるし、ほかにたくさんやることあるでしょうに。マツダスタジアムのスタンド、ガラガラなんだから!
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