2019年8月3日

「選手全員、有言実行」の日は近づいている?


8月2日、阪神戦(マツダスタジアム)。7対0で、大瀬良大地が今シーズン2度目の完封勝利。

この日は打たせてとるピッチングスタイルで、終盤さらにギアが入った真夏の完封劇。しかも、本人初という無四球。リリーフ陣を休ませることが出来た、真夏の救済劇。

それにしても、西川龍馬が元気。菊池涼介との1・2番コンビもいい感じ。しかし、3番のバティスタのところでプツッと切れる。

ところがどっこい、6回のバティスタの満塁ホームランには驚いた。これがあるから、バティスタ、やめられない。

しかも、會澤翼、メヒアの連打のあと、小薗海斗がゴロで凡退、大瀬良がバント失敗と、ムードが沈みそうなところを、西川がタイムリーで1点追加。菊池がフォアを選び満塁となったところで、ガツンと飛び出す満塁ホームラン。

バント失敗した大瀬良に「頼むぞ」と言われ、タイムリーをしっかり打った西川もえらかった。ヒーローインタビューで、このいきさつを臆面もなく大瀬良のとなりで話す西川のあっけらかんさも、いい。

ところで、小薗は高橋遥人にタイミングがあわず、この日はノーヒット。6回、いっそバントのサインを出すのも手とは思われたが、小薗がバントしているのを見たことない。

そういう巡り合わせになかっただけかもしれないが、けっこう好きに振らせてもらっているというか。西川は打っていても、そういう局面でバントのサインが出ることも多く、勝負に出ないベンチに唖然とすることは多いが。



ジョンソン、床田寛樹、九里亜蓮 、野村祐輔、大瀬良と、先発の柱に勝ち星がつくようになってきた。巨人との3連戦も勝ち越し、「自力優勝消滅」という言葉も聞かれなくなった。

7月24日、まだ「自力優勝消滅」ラインをすれすれに綱渡っていたとき、中日戦で完封したジョンソンが「とにかくまずは1位に返り咲きたいと思います」とヒーローインタビューで言ってくれた。

まだ誰もおいそれと公然と言えなかった言葉。というか、ジョンソンほどハッキリと言っている選手はまだいない。

7月31日、巨人戦で接戦を勝ち取ったときもジョンソンは、「まだ優勝を諦めていないので1戦必勝で戦っていきたいと思います」と。なんか、この迂闊に言えない状況で、こう言ってくれる人がいるのはいい。ここに来てジョンソンが静かなオピニオンリーダーに?

首位・巨人とのゲーム差がいよいよ3に。いまだジョンソン以外の選手は静かに口を閉じていますが、一戦一戦、近づいている気配がします。


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2019年7月31日

頂上決戦くらいのつもりで意気込んでいたのに、このお試し&捨てゲーム的な采配は何?


7月30日、巨人戦(東京ドーム)。

9連勝して、巨人と5ゲーム差。この3連戦の直接対決は、さらに差を縮めるのに持ってこいのチャンス。

そこに山口俊 vs. モンティージャと聞いて、なんだこのノビノビ感は。

相手にとってモンティージャはほとんどデータのない初もの。はまるか、はまらないか、イチかバチかの奇襲作戦?

そういうチャレンジも面白いし、大歓迎。しかし、ファンとしては頂上にのぼるための決戦くらいの気持ちでいたので、ここで出してくるのかと、ちょっと意外な感じもあった。もちろんファームでの好成績から抜擢されたのだろうけれど。

こういうのは、ゲーム差に余裕があるときとか、シーズン終盤の大勢が決まったときに積極的にやるといいと思うのだが。いつも、そういう状況でさえ、思いきって若手を起用するでもなく、固定したメンバーを使うのが常の緒方監督なのに、これはどうしたこと?

モンティージャは2回3失点(自責点は2)で途中降板。結果としては、はまらなかった。初めての1軍での登板、しかも相手はエースとくれば、こういうこともあります。予測済みとも言えます。



しかし、この後のリリーフ起用にもちぐはぐ感が。

6回、一軍復帰した中村恭平がやっと登板。まだコンディションがよくないのか、いきなりホームラン、死球、連打にフォアで、3失点。昨年の恭平になっていた。

先日のヤクルト戦のリードした場面で登板させて、様子をみるチャンスは2度もあったのに。結局は、せっかく休めるチャンスだった投手を使い果たすという、このプランのなさ。意味わからない。

8回、西川龍馬がソロ、松山竜平が3ランを打って、2点差に詰めよった直後に、島内颯太郎を続投させたことも、謎。

いい球を投げる投手かもしれませんが、ここぞの場面でまだ信頼のおけないイメージ。ベースカバーに送れるという凡ミスも繰り出し、1失点。これは盛り下がった。

まだ信頼のおけない投手にもチャンスを与えるのは大事なこと。

ただ、いつもは点差があっても、安心できる勝ちパターンの投手を連投までさせるという用心ぶりなのに、逆転の流れをつかみそうな、ここぞという場面でそういうカードを切らない。



逆に、リードされていても巻き返そうと勝ちパターンの選手を繰り出しては疲弊させているのを見るたび、ときには負けを見越して、次につなげる采配を取ればいいのにと思うこともある。

それを思うと、あえて無理せず、2戦目、3戦目を見すえて温存した采配だったのか? もしそうだとしたら、それはそれで緒方采配の変化と思えなくもなかったが、ゲーム差を一気に縮めるチャンスの3連戦、一つ一つ勝ちにいく姿勢が見えなかった。

7回に代打に送った坂倉将吾をそのまま捕手で起用したのも意外だった。常日頃、坂倉にもっとチャンスをと思っていたけれど、こういうゲームに限って、チャレンジしてくるのかと。

そもそも、巨人の山口が投げづらい打者である會澤翼を先発に選んでいなかったことも、ちぐはぐに感じる一つだった。

1点でも取りにいきたいゲーム。7回の代打に野間峻祥、9回には田中広輔を送ったことも、勝つ気がある采配と思えなかった。

相手先発が右投手だから左打者。と、かたくなに安部友裕を先発させるセンスも相変わらず。ラッキーボーイ的な好調さも持つ三好匠を控えにしておくのはもったいない。かと言って、山口から左投げの中川皓太に変わった8回、安部の代打に三好を送ることもせず。

選手は頑張っているのに(西川、よく打ちました!)、ベンチに勝ちに行く熱を感じないゲームだった。

楽天に移籍した下水流昂が日ハム戦で決勝打になる2ランで、勝利に大貢献。ベンチでハイタッチする下水流の笑顔(浮世絵〜)を見られたのは、今日の喜ばしい出来事でした。


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●サヨナラ下水流昂(呆然……)

2019年7月29日

小園2号ホームラン。打ったときのコメントからも逸材だと感じる


7月28日、ヤクルト戦(神宮球場)。12対5で9連勝。

先発の九里亜蓮が7回2失点。とくに5回ノーアウト満塁を切り抜けた場面は、下から突き上げるようなガッツポーズが出て、よっしゃー。

逆に、あの場面で1点もとれなかったヤクルトを思うと、低迷していたちょっと前のカープと重なり、他人事とは思えない。勝負事って、ほんとにいろいろ波がやってくる水もの。

打線も打った。小園海斗が5回、2号ホームランを打った。1号目は3ラン、2号目は2ランと、ソロじゃないところがまたいいです。打点をしっかりあげています。



「カーブの浮いてきたところを上からしっかり叩くことができた」・・・これは小園がホームランを打ったあとの、ベンチ裏でのコメント。

これを聞いて、明晰だなと思った。打撃に関して、打者からこういう具体的な(テクニカル的な)コメントを聞きたいと常々思っていたので。

一方、この日、打点をあげたカープのある選手は、同じく打ったときの感触について聞かれて、「つなげていく気持ちで打ちました」「積極的に打ちに行きました」と答えていた。

ヒーローインタビューでもこういった受け答えは多いですね。きっとそういう心持ちで打席に立っていたのはホントのことだろうし、テクニカル的なことは企業秘密でもあったりするかもしれないのだが。

それでも、その状況での客観的な打者としての視点を聞くことができるのは、野球の世界を広げてくれるし、豊かに感じるし、もっと聞きたい。

小園はドラフト時から逸材と評判が高かった。実際にゲームに出て、攻守ともにその前評判を実証していて、すごいなと毎日ワクワクさせられる。そんな中、打撃についての明晰なコメントを聞いて、ほんとに逸材なんだなと、感動しました。



九里はこの日も完投しそうな勢いではありましたが、8回はレグナルトに。

10点リードしてるこの場面では、さすがに遠藤淳志・今村猛・菊池保則はないだろうと思っていたところにレグナルト。最近、調子よくないし、登板間隔あいてたし、まぁまぁいいでしょう。

と思っていたら、9回も回またぎでレグナルト。随分ぞんざいなことするなぁと思っていたら、フォアに死球にヒットにで、あれよあれよと3失点。

最後のワンアウトをとるために、菊池保が駆り出される。え、まだ7点差あるのに、なんでここぞの場面でふんばってほしい菊池に頼る?

登板間隔のあいていた島内颯太郎や、一軍に上がってきてからまだマウンドにあがっていない中村恭平に機会を与えるという選択肢は頭になかったのか?

シーズン序盤、不調だった中﨑翔太をあれほど大事な局面で起用するという、ある意味チャレンジングなことを続けていたベンチなのに。心配性なベンチが心配。


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●小園海斗がプロ初ホームラン、待望の初打点、しかも4打点。
●小園海斗、出た打った。なぜか田中広輔も出た。
●中﨑翔太を使う勇気・使わない勇気

2019年7月28日

床田寛樹にやっっとの白星


7月27日、ヤクルト戦(神宮球場)。

今日こそ白星を。打線の援護を。と、毎回願う床田寛樹の先発日。連勝の勢いキープして、ほんとに今日こそ頼みます。

すると早々に1回、西川龍馬がやってくれた。ヤクルトの先発・小川泰弘の1球目を先頭打者ホームラン。続いて鈴木誠也もホームラン。2点リードでスタート。よっしゃー。

ところがどっこい、その裏、1点返されてしまう。床田、立ち上がりの調子はよくなさそう。

しかし、悪いまま終わらないのが床田。その後は持ち直す。3回、村上宗隆に2塁打タイムリーを打たれ同点に追いつかれるも、好投を続ける。

接戦が続き、また床田の好投が報われないゲームになるのかな・・・。でも、なんとなく負ける気がしない最近のカープ。

そうしますと6回、バティスタがホームランを打ってくれた!

1点リードを遠藤淳志、今村猛、フランスアのリリーフ陣が守ってくれた!



2カ月ぶりの床田の白星。長かった。あまりに長かった。

毎回のように好投を続けながらも勝ち星に恵まれなかった床田。よけいなことは口に出さず、淡々と自分の仕事をしていた。まるで修行僧のよう。この世の無常を悟らざるを得ない状況が続きました。

そんな床田をファンもずっと見てきたから、ヒーローインタビューでは、声援がひときわ大きく暖かく感じた。

照れ屋のトコちゃんの、控えめながらもこぼれ落ちる笑顔がよかったわ〜。

それにしても、遠藤と今村に3連投させるとは。26日のゲームで二人を投げさせる必然性はなかった。せっかくの休ませてあげられる機会だったのに。

頼りたい気持ちはわかります(だって頼れるんですもの)。でも、何を考えているのかさっぱりわからない。何も考えてないということか。

連日、打線に活気を与え、選球眼もよい三好匠がスタメン起用されなかったことにも、がっかりしました。

右投げピッチャーには左打者を・・・は、ある意味セオリーどおりかもしれない。けれど、この連勝の活気を肌で感じていない采配には、いつものこととは言え、勝つ気あるのかと疑問符。

選手の仕事ぶり同様、尊敬したくなるベンチの采配を見せてほしいのです、プリーズ。


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●勝てたらラッキーと思えるような消極的なオーダー。あえて好調な波に乗らない打順。

2019年7月27日

小園海斗がプロ初ホームラン、待望の初打点、しかも4打点


7月26日、ヤクルト戦(神宮球場)。

ついに小園海斗が初打点、しかも3ラン。

25日の中日戦で、三好匠が移籍後初のホームランを打った。次のお楽しみは、小園海斗のヒットではなく、打点をあげる瞬間だ。そう7月26日の記事に書いてすぐ、見ることができるとは。

2回、三好が連日の先制ホームランを打って、ワッショイワッショイ。そこに3回、鈴木誠也、松山竜平のタイムリーで2点追加した後、小園がスパッと3ラン。

三好と小園の7番8番コンビ、カープに躍動感もたらしてくれてます。

この3塁を回った小園を見てください(日刊スポーツ)。笑ってます。全身の溌剌感が半端ないです。

8回には、三好がまたしっかりフォアを見極め、出塁。代走の曽根海生が盗塁を決め、代打の高橋大樹がタイムリーとなる3塁打。9回には代打の坂倉将吾もヒットを放ち、若鯉たちがビチビチ。躍動しています。

そんな中、存在感の薄くなっていた4番の鈴木と5番の松山も打点をあげ、鯉がはねたはねた。



小園は3安打した上に、サイクルヒット達成まで、残すはあと3塁打だけというところになって、最後の最後に2塁打を打つところがまたすごい。守備でも軽快なプレーを見せていて、目が放せなかった。

小園や三好の活躍を見ていると、シーズン前半、緒方監督が田中広輔の起用にあまりに長く固執しすぎたのは、監督として怠慢だったと改めて思う。

小園はオープン戦ですでに頭角を現していたにもかかわらず、監督の選択肢の少なさに、開幕2軍スタートとなった。6月、スタメン起用してからも、エラーの連発を見てまた引っ込めた。

新人なんだもの、エラーもします。そこのとこ懐深く見極めてもらえたら、もっと早くから小園は活躍していたかもしれないし、チームもここまで停滞していなかったかもしれないとさえ思ってしまう。あのとき2軍に落ちた経験は小園にとってマイナスではなかっただろうけれど。

過ぎた話ですが、わざわざ負けに行く試合を監督は選んでいたんだな、と。あの不毛な回り道はなんだったのだ。

それにしても、またしても、4点リードの7回のリリーフに遠藤淳志、5点リードの8回に今村猛、9点リードの9回に菊池保則を出してきたのにはがっかりさせられる。

リードしていても、接戦でも、リードされていても、勝ちパターンの投手を連日つぎ込む、あまりのバランスの悪さ。その場しのぎがあとで響きますよ〜。もうやめくだされ〜。


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●三好匠、移籍後初のホームランでお立ち台に。次のお楽しみ小園海斗の打点。
●小園海斗、出た打った。なぜか田中広輔も出た。

2019年7月26日

三好匠、移籍後初のホームランでお立ち台に。次のお楽しみ小園海斗の打点


7月25日、中日戦(マツダスタジアム)。久しぶりに点を取った、取った。11対4で、やっと重苦しかった借金を返済。

約1カ月半ぶりに復帰登板した野村祐輔も96球を投げて、6回3失点(自責点は1)とクォリティスタート。

この日、野村とともにヒーローインタビューのお立ち台にあがったのは、7月2日、楽天から移籍してきた三好匠。

その三好、2回に移籍後、初ホームラン(しかも2ラン)で先制。やりました! 続いて小園海斗のヒット、西川龍馬のタイムリーで、この回、3得点。打線の援護の口火を切りました。

三好は7回、満塁の場面で四球をしっかり選び、押し出しの1点をもたらすというグッジョブも。

サードの守備に安定をもたらしてくれ、安部友裕と小窪哲也とのゆるい定位置争いに終止符を打ち、安部との競争を活性化させてくれた上に、打席での仕事ぶりがまたいい感じ。

打線が低迷していたとき、やたらとあっさりポンポン打ち上げる打者が多い中、よい粘りを見せてくれたり、打つ自信のない打者のフォア選びとは一線を画す選球眼のよさも感じさせてくれたり。

最初は守備要員として請われてきたのかと消極的にとらえていたのだけど、今では、小園同様、スタメンにその名前を見つけると嬉しくなる一人。次は、小園が打点をあげる瞬間を見るのが楽しみです。



ヒーローインタビューでも、開口一番「最高です」で、カープになじんでいるのを感じさせてくれた。「サイコーでーす」じゃなく、「サイコウです」という言葉のしっかりした響きも気に入った!

ファンの歓声の大きさからも、三好がすっかり大歓迎されているのを感じた。

6月30日、緒方監督が間峻祥に手をあげた件について、7月24日にニュースが出回り、連勝ムードに水を射さなければいいのだけれどと思っていたが、まったくそんなこと感じさせないゲームだった。

この日、RCCの実況では一切そのことには触れられなかった。ゲームの実況とは直接関係ないけれど、あまりの触れられなさに管制が敷かれているのかな? と、ちょっと気持ち悪かった。試合は爽快だったけれど。

しかし、7回、3点リードの場面で遠藤淳志を出してきたときには、うーん?

これは必勝パターンを守るという覚悟の表れとして100歩譲るとしても、8回、8点リードで今村猛を出してきたことには、がっくりきた。またとない8点差。若手に機会を与えてほしかった。

勝っていても負けていても心配で、いつも同じ人たちに頼って。選手たちを無駄に疲弊させないでくだされ〜。勝った試合も、そこはモヤモヤしました。


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●三好匠の選球眼とねばりに注目
●野村祐輔よ、シン呼吸で復活せよ。

2019年7月25日

値千金の完封勝利、ジョンソンから久しぶりに聞いた言葉にグッときた


7月24日、中日戦(マツダスタジアム)。

1回、西川龍馬が先頭打者ホームランで先制。続けざまに菊池涼介、バティスタが連打を繰り出し、ノーアウト1塁3塁。

ここはがっちりいただいていきましょう!という場面で、中日の先発・山本拓実(プロ初先発の19歳)のワイルドピッチで1点追加のみ。

鈴木誠也と松山竜平の4番5番が点を取れない。4連勝中とはいえ、紙一重のところをさまよっているカープ打線の馬力のなさが、今日も染み入ります。

松山は23日のゲームで3安打していたけれど、得点にはからんでない。クリーンナップにはヒットより打点を所望します。

2点で十分と思うな。しかし、2回以降、得点できず、このなけなしの2点を9回まで大切にとっておくことになる。このまま行くと、おおむねたいてい負けるパターン。

今日勝つには、ジョンソンに完封してもらうしかない。と思っていたら、本当に完封してくれた。5連勝へと導いてくれた上に、リリーフ陣もお休みできて、この上なし。



ヒーローインタビューは、西川とジョンソン。

最後に、ファンに向けてのメッセージをとマイクを向けられたジョンソンは、こんな言葉をくれた。

「これからどんどん勝っていって、連勝を重ねていって、まだまだ試合数が残っているので、とにかくまずは1位に返り咲きたいと思います」。

1位への返り咲き。可能性はゼロではないけれど、かなり厳しいこと。もう、おいそれと言えなくなっていたこと。

通訳の西村公良さんを介しての、ワンクッション置いた言葉だから、へんな生々しさとか痛々しさとかなく、サラッと聞こえたのかもしれない。

でも、あれだけのいいピッチングを見せてくれた人が、そう言葉にしてくれたことは、嬉しかった。

続いて、マイクを向けられた西川は、「えー、んー」と、ちょっと考えてから、「これから暑くなるんで、熱中症には気をつけて。僕らもがんばります。応援よろしくお願いします」。

ジョンソンの力強い言葉にひきずられ、「1位目指してがんばります」とか無理に言わなかったところが、それはそれでまたよかった。


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●泥沼に咲く一輪の白い花のよう、ジョンソン。