2019年4月11日

いまのカープ打線に名前をつけるなら……

4月11日、ヤクルト戦(マツダスタジアム)。

「逆転のカープ」と呼ばれた昨年や一昨年には、「今日はもうダメだ〜」と諦め、お風呂に入ってる間にカープが大逆転勝利。しまった、見逃したぁぁぁ。そんなほほえましい声をよく聞いたものでした。

今年のカープもお風呂に入ってる間にすごいことが起きます。

9回を終え、3対3で延長戦に入ったとき、お風呂へ。カープを見限ったわけでなく、いつもの時間になったため、寝るのが遅くなって身体に響かないよう入ったわけなんです。家族に「何か動きがあったら知らせて」とお願いして。

ところが入浴中、なんの伝令もない。お風呂から上がってくると、家族が「すごいことになってます」と言う。

スコアボードを見ると、まだ10回。え〜、まだ終わってなかったん? 改めて見入ると「9」の数字が。何コレ、安打数? あまりの予想外の展開に、状況がすぐつかめなかったほどでした。ヤクルトが10回に一挙に9得点って……(その後12点に)。



9回を珍しく三者凡退でおさえた中﨑翔太をなぜ回またぎさせる?  しかも、守備の名手・菊池涼介に2失策があったということにも驚き。

スコアボードの数字がどんどん増えていく中、中﨑のあとを受けた中田廉に、野手の誰も声をかけに行かなかったという。

2017年7月7日、神宮球場で新井貴浩が逆転3ランを放った試合で、ヤクルトの小川泰弘に誰も声をかけに行かなかったシーンを見て、ひどい。と思ったものでしたが、この日のカープも同じことに。

こんなとき、どんな組織でも、声をかけに行くことができる人がいる・いないでは、ムードも大きく違うだろうと思った。

2018年、1イニング10失点した5月31日の西武戦で、マウンドの薮田和樹に誰も声をかけにいかなかった、異様な空気のゲームを思い出した。

菊池涼介はかねがね、黒田博樹や新井さんのような、投手と野手の間をつなぐ存在になりたいと口にはしているが、さすがに自身のエラーもあって、そんな余裕もなかったのだろうが、みんな落ち着いて!



しかし、延長戦で12点も得点できるんですね。岡田明丈が登板した2017年の阪神戦、歴史的な9点差逆転負けの記憶が可愛らしく感じるくらい。

先発・野村祐輔が慎重になりすぎて、球数がふえ、4回で早退したのも残念だったが、アドゥワ誠、一岡竜司、フランスア、中﨑翔太(9回まで)とリリーフ陣ががんばっていただけに、打ってヤクルトを突き放せなかった打線が重く響く。

マシンガン打線(横浜)を初めとして、2年前のカープといい、石井琢郎の行く先にはいつも打線が爆発。ヤクルト打線にキャッチフレーズがつきそうだ。

さしずめ、いまのカープは水鉄砲打線(すぐかわく)か、豆鉄砲打線(当たっても痛くない)。このままではカープ、他チームから戦いやすい相手と見なされそうです。選手はふんばって、1ミリでもチャンスをものにして。



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