2018年8月31日

岡田明丈、じつは立派に9傑入り

8月30日、巨人戦(東京ドーム)。

岡田明丈、やっとやっと、約2カ月ぶりの白星。リリーフ陣、野手陣のファイティングプレー(菊池涼介の好守備・打撃は特筆もの)に助けられ、7勝目です。

6回、岡田はヒットとフォアでワンアウト1塁2塁を招き、ジャクソンに途中交代。

そのジャクソン、その後を継いだ一岡竜司、フランスア、中崎翔太が、オールゼロでリードを守りきった! 3連投にもかかわらず乗り切った一岡とフランスアには頭が下がります。

バックにも助けられました。6回、亀井義行のライナーをダイビングキャッチした菊池涼介。ななめ上にシュッと反射的に飛び上がった姿は、海の中のイカのよう。もはや忍者を超え、ただ者ではない生き物という感じです。



犠牲フライすら打てずチャンスを逃すことが多々あるカープ。2回には岡田が犠牲フライを打って、1打点あげたのもよかったです。

3塁走者を置きながらもチャンスをものに出来ないもどかしい場面ももちろんありました。7回、西川龍馬、會澤翼、堂林翔太と、ことごとく繰り出す代打陣テンポよく討ち取られたりもしましたが、リリーフ陣が粘ってリードを守りきる。

9回、菊池が打席で粘った末に、ヘッドスライディングで巨人の坂本勇人の虚をつき内野安打をかちとり、貴重な追加点の口火を切った。久しぶりに、守備だけでなく打席でも菊池の覇気を見た!



この日の岡田。6回を自ら乗り切れたらもちろんよかったのですが(でも、乗り切ったかもしれない前に降板させられたのでね)。

リードしている状況にもかかわらず3回で降板させられたり、緒方監督から厳しい言葉を投げかけられることも多い岡田ですが、それも言ってみれば期待のあらわれ。

思い起こせば、1年目が一番落ち着いて見えたようにも思える岡田。まだまだこんなものじゃないと、秘密兵器気分でいるのですが、先発ローテーションの一角をになっている投手。秘密兵器どころか、めっちゃ表に出てるやん。

規定投球回数をクリアして先発ローテーションを守っているのは、いまセ・リーグでは9人だけ。カープでは大瀬良大地と岡田だけ。

この中で岡田は防御率は最下位ではありますが、安心して任せられる域にはまだ達していないかもしれませんが、これはけっこうすごいことだと思います。

残り試合もがんばれ、岡田!



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