2018年7月22日

覇気と言えば、いまや永川とフランスア。

7月20日、巨人戦(マツダスタジアム)。

初回、巨人のエース、菅野智之から2点を先制。菅野のこと、1点たりとも与えるまいとのぞんでいたでしょうから、ヨシッ(片手で小さくガッツポーズ)。

前日に7点先制して、追いつかれたりひっくり返されたり、ひっくり返したり、いろいろありましたから。このあと何が起こるかわからないですから、まずは喜びも控えめに。

この日、RCCラジオの実況中継で、アナウンサーは何度も「エース各同士の対決」という言葉を使っていました。そのたび、まだ「エース同士」と言い切れない、「エース」と呼べない大瀬良大地の現状を感じました。エースは1日にしてならず、で。

大瀬良は4点失いはしましたが、菅野から6点を奪ったこと、2連勝と勝ち越しできたことは、予想以上の出来映え。



この日、もっとも見応え感じたのは、リリーフの永川勝浩とフランスア。いま、カープでもっとも覇気を感じる二人です。「火消し」という言葉がぴったりの仕事を見せてくれました。

6回途中で大瀬良の後を受けた永川。前日もでしたが、メラメラ炎がたってるのがラジオ中継からも伝わってくるよう。

7回、ワンアウト満塁で一岡竜司の後を受けたフランスア。ここは1点とられてもおかしくない状況。でも、フランスアが三振とればOK。と、なぜか大らかな気持ちで見ていられる、それがフランスア。

実際、7回8回を無失点で抑えたフランスアに、この日、ヒーローインタビューの場所に立ってほしかったほど。

一方、巨人は6回から野上亮磨が登場したのには、驚いた。前日の吉川光夫といい、先発の柱格の人材が中継ぎにゴロゴロしているとは、おそろしい。

投手陣の疲労が蓄積する夏場、リリーフ陣の層の厚さがカギとなるこれから。おそるべし、巨人です。永川とフランスアが、この後の天王山の大きな存在となってくれるかもしれません。メラメラッ。



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