2025年6月24日

同じセリフでこうも印象が違うとは・・・


12月24日が過ぎると、とたんにスーパーの品ぞろえがお正月モードに切り替わるように、あんなに楽しかった交流戦の余韻を残しつつも(カープの試合自体は散々なものも多々あったが)、週末のリーグ戦再開にスイッチしていくのであった。

あ、でも、交流戦中にブックマークしていた記事のことを一つ。

13日からの日ハム戦で初めて北海道を訪れるファビアンとモンテロ。遠征先ではその土地の名産品を楽しんでいるという二人。


今回も「おいしいものを食べたい。特に札幌でサッポロビールを飲みたい」と、楽しみにしていたそうだ。(「中国新聞」)

日ハム戦と言えば、野球を見る喜びを感じさせてくれたエスコンフィールド、完封負け、忘れがたい7点差をひっくり返されたゲーム等々いろいろあったが・・・ファビアンとモンテロは美味しいもの食べたかな?

この記事を読んで、2年前、上本崇司が「交流戦、エスコンフィールドでのゲームもあるし、楽しみです。北海道は美味しいものがたくさんあるのでそれも楽しみ」と話していたことを思い出した。


それを聞いたとき、「遊びに行くんじゃないからなっ」とツッコみたくなった。

当時、大谷翔平が遠征でニューヨークへ行っても街には繰り出さず、睡眠を優先しているという話を聞いたからなおのこと。

でも、ファビアンとモンテロが言うと、「楽しんできてね」って思うのに(日本のこと味わってほしいし)、上本には「まじめにやれぇ」って思うのは、なぜなんだろう。


言うまでもない、野球に対する姿勢の違いですね。

2年前、FA宣言せず、カープ残留を表明した上本。

「取りに来る球団もないと思うので。行く球団ないので、ここにいます」という自虐的な発言は、彼なりのサービス精神から出たものとも思えるが、自分のことをよくわかっているとも言える。

でも、そんなこと言えるのって、カープに甘やかされてるって感じがする。このヒリヒリ感のなさは。


6月25日、ドラ2の佐藤柳之介が1軍に合流することに。6月29日の中日戦でプロ初先発。即戦力とうたわれたものの、ファームでの苦戦を経て、やっとの出番が。

ドラ3の岡本駿が開幕1軍スタート。今はビハインドゲームを担っているが、大事な場面で起用されることも。私的には、徐々に勝ちパターンも任せていきたい存在。

一足先に、1軍のマウンドで一つひとつ経験を積み重ねている岡本。やっとスターとラインに立てる佐藤はメラメラしていることでしょう。熱く、冷静に、燃えてくれ!