野球人気がサッカーを上回るのは8年ぶり(昨年までは「サッカー選手」が7年連続トップ)。
しかも、プロ野球は昨年、史上最多の観客動員数を記録。
一方、地上波でプロ野球を見る機会はめっきり減り、65年続いたTBSラジオのプロ野球中継も昨年で終了のお知らせ。
この裏腹感はいったい……?
今日、Yahoo!ニュースにこんな記事が。
「プロ野球離れ」はどこまで本当か?
「プロ野球離れ」とはつまり、「巨人離れ」が進んでいるということ。また、レギュラーシーズンを追いかける熱心なファンと、侍ジャパン戦くらいしか見ないファン層の二極化が進んでいる(中間層が減っている)という、二つの指摘に合点が行きました。
以前、長野出身の友人に、なぜ巨人ファンなのかをたずねたとき、「子どものときから、野球中継といえば巨人戦だったから」という答えが返ってきて、納得したものでした。
要は、放送がある(メディアの露出がある)ことが大きかったんだなと。広島にカープファンが、関西に阪神ファンが多いのと同じ構図ですね。
1月8日放映された「ファン1万人がガチで投票!プロ野球総選挙」の結果からも、かつての巨人人気の名残と、今もっとも多くメディアで取り上げられている大谷翔平の人気が反映されているのを感じましたもの。
地上波でプロ野球中継が減っているのは、おそらく関東地方に限ってのこと。東北、北海道、福岡……と、地元に球団のある地方も増え、全国的には賑わっている模様です。
かくいう私も、Jリーグの試合は見ませんが、日本代表の中継は見ます。かつては中田英寿や本田圭佑と、個人的に気になる選手を目的に観戦。そこで、選手の名前を覚えたり、サッカーの面白さを知りました。
侍ジャパンもそういう役回りをしているのかもしれません。それをきっかけに、野球の面白さが届くと嬉しいです。とくに子どもたちに!
そういえば、「プロ野球ニュース」(フジテレビ)も地上波から姿を消して久しいですね。今ほどプロ野球ファンでなかった一昔前。お風呂あがりに「プロ野球ニュース」を見て、小林幹英さんや永川勝浩の活躍ぶりを知って、尊敬していましたもの。知らず知らずのうちに、私も中間層を担っていたようでした。
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