今までならOKだった同じトレーニング内容や動作でも、年齢が影響して、少しずつ体への負荷が大きくなっているのでしょうか?
新井さんというと、2016年4月26日、神宮球場で2000本安打を達成した試合でのヒーローインタビュー、「まずは丈夫に生んでくれた両親に感謝したいと思います」という言葉が忘れられません。
やっぱり基本は「体(からだ)」なのだと、スコーンと響きました。
平昌オリンピックで、ショート、フリーともに自己ベストの演技で4位をマークした、フィギュアスケートの宮原知子さん。
表彰台を飾った3人の選手の演技は迫力ある素晴らしいものだったけれど、宮原さんにしか出来ない表現の世界、やわらかな演技は心に残るものでした。
羽生結弦さんやメドベージェワさんも、大きなケガを経てオリンピックに臨みましたが、宮原さんも2017年1月、左股関節の疲労骨折で、昨年の世界選手権を欠場。オリンピック前のシーズンをケガと向き合い過ごしました。
これまで30キロ台後半だった体重が、40キロ台に。すると、19歳にして、身長が2センチも伸びたそう。
オリンピックの舞台での宮原さんは大きく見えた。ケガを経験して精神的に一回り大きくなったことと、指先まで気持ちの行き届いた美しい演技に磨きがかかったことの表れかと思っていたのだけれど、身長が伸びたこと(体重がほんの少し増えたこと)も関係あったのかもしれません。
宮原さんの栄養・食事のサポートをしている味の素の栗原秀文さんは「跳ぶのに必要なのは、筋肉」と宮原さんに伝え、見守ったそう。
からだと食べることが大きく関わってるのは承知していたつもりでしたが、華奢な宮原さんの体重が増え(それでもとても華奢ですが)、身長が伸びたことには、目からウロコです。よろしければ、こちらの記事をどうぞ。
味の素の栗原さんは、羽生さんのサポートもしているそう。かつて、フリープログラムの後半になると、体力が持たなくなっていたイメージの強かった羽生さんも食が細かったそう。栗原さんは食事の大切さ(質だけでなく量も)を伝え、筋肉もつき、ジャンプの成果につながっていったようです。
ところで、新井さんも黒田も、からだ大きいです。面白いことに二人とも、カープの若手陣から「(年齢のわりに)よく食べる」と言われていました。もちろん、ご両親から授かったものが大きいとは言え、やっぱり体と食事は切り離せませんね。
新井さーん、モリモリ食べて、4月中の1軍復帰を待ってます。
〔関連記事〕
●スランプの原因とはいったい何か?