2019年7月6日

「優勝」より「1勝」できるかが問題だ。

7月5日、阪神戦(阪神甲子園球場)。

阪神は引き分けの数が「4」、広島は「3」。ともに勝ちきれないチーム状況が表れているような。

この似たもの同士、今日も同点のまま、なかなか決着がつかず疲弊の延長戦に突入するのでは……と思われたのは、5回まで。

まず2回、田中広輔の犠牲フライで1カープが点先制。今日も最低限の得点はできました。しかし、チャンスを最大限には活かしきれず。

5回、大瀬良大地がマルテにホームランを打たれ、同点に。

6回、阪神に2点追加され、そのまま延長に突入することなく終了。

チャンスの場面で最低限の1点はとり(それさえ逃すことも多々あるが)、先発がクオリティスタートの投球をし、リリーフ陣が無失点に抑え、しかし追加点をとることはできず、最後に田中に打席がまわってきて、終了。

ここのところ、おもしろいほど毎回のように、同じ展開。既視感のあるゲームだった。



1点打線の救いは完封されていないこと? 投手陣が完封すれば勝てなくはない? ただでさえ投手陣に負担をかけているというのに、どうしてそんなことが言えましょうか。

日替わり打線、次は代打で2塁打を打った坂倉将吾あたりがまた一番に起用されたりして?

1軍にあがって張り切っていた高橋大樹とメヒアに快音が聞かれなくなってきた。そのとたん、すぐ選手の首をすげかえようとする、ベンチの腰のすわらなさも気になります。

せめて複数回、フル打席、立たせ続けて結果を見てほしい。

田中の打撃不振は数ヵ月というあまりに長すぎる目で見守り続けたのに。チームの低迷を招いた、このアンバランス。選手を育てる気持ちがないことがよぉくわかります。

いよいよ貯金ゼロ。セ界の貯金が巨人にすべて回収されました。

「優勝できるか」より「1勝できるか」が問題になってきました。


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1点打線