10月20日、阪神戦(阪神甲子園球場)。1対5で、九里亜連7勝目。
九里は、1回から4回まで連続三者凡退。7回と8回も三者凡退。8回の時点で許したヒットは1本だけ。フォアも1本だけと快投。
いい投球をした次の試合では打たれ早めに降板、ということも少なくなかった九里。ここ最近、この日も含めて5戦とも安定した投球内容。頼もしいです。
九里、森下暢仁、中村祐太の3人の安定感が光ってます、カープ。
打線は、西川龍馬が4番。なんか面白そうでいいです、西川の4番。
ピレラ、三好匠、上本崇司もスタメン。新鮮というか、いかにも右左対策がくっきり出たラインアップ。マジかぁ。
という予想を裏切り、4回、西川龍馬と坂倉将吾の2点タイムリーで4点先制。5回には長野久義の犠牲フライで1点追加、5対0と、九里を援護。
九里は8回を投げ終わった時点で99球。完投が視野に。リリーフ陣を休ませることができそう。よきよき。
ところが、ワンアウトとって、3連打1失点で、降板。
九里にとっては悔いが残ったかもしれないが、先発としての仕事を果たしての降板。ここでついに規定投球回数をクリア。セ・リーグでは5人だけ。まぶしいです、九里。
しかし、4点差でコールされたのは、フランスア。今のカープにおいて、4点差は安定圏内とは言えない。不安要素の多い投手もよりどりみどり。
でも、これではフランスアに負荷がかかりすぎてしまう。中村恭平や島内颯太郎で様子を見ることはできないものか。
ひとまず、フランスア、抑えてくれましたが、なんとかならないものか。
巨人は、森下と新人賞を争う戸郷翔征がヤクルト戦に先発。
どうも6回無失点。このまま巨人が1点差で逃げ切ったら、戸郷は9勝目。森下を勝ち数で1歩リードしてしまう。
そんなことになると、10月17日、中日戦の7回裏、森下に代打を送ったあの場面へのしこりがまた思い出されてしまう。
9回、ヤクルトが同点に追いつき、10回延長も引き分けに終わり、戸郷の勝ちは消える。
戸郷はせつなかったと思うが、森下はそういう思い、何回もしてきていますので。常勝軍団にいあるあなたも、1度くらい、その思い、かみしめてみていただけまいか。
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