2020年10月13日

この日の中村祐太はかっこよく見えた。


10月11日のヤクルト戦。この日の中村祐太、かっこよかったですね。登板するごとによくなっていき、4試合目にして6回1失点で、2勝目。

140km前半のストレートが数字より速く感じる。打たせて取るピッチングの中にも、ヤクルトの猛者相手に三振もズバズバ。もう打ちごろ、バッティングピッチャーだなんて言わせない。

5回、山田哲人が見逃し三振。しかして祐太はガッツポーズすることもなく、クールな佇まい。内心ヒヤヒヤだったかもしれないけれど。

5回裏、今季初ヒットで初打点をあげたときも、1塁上で静かに大きく拍手する祐太。いたって涼しげでした。 

先発投手が試合を作り、打線の援護があり、6回まではよろしかった。


しかし、7回。6点差ある状況で、佐々岡監督がケムナ誠を出してきたときには、一転して不穏な空気を感じる。

2アウト2塁3塁で、途中交代。最初からケムナに3連投なんてさせなければいいのに。

途中登板の塹江敦哉が2失点、 回をまたいで8回に1失点。ケムナも塹江にも、連日申し訳ないという気持ちになってしまう。

今のカープ、勝ちパターンと負けパターンのリリーフ陣がくっきり線がひかれすぎ。こういった中間の場面でまかせられる選手を育ててこなかった。6点差あっても安心できない。ここは勝ちパターンでと、限られた選手に負荷をかけすぎ。


この日は西川龍馬が帰ってきた! 背番号51もいる! やっっっと小園海斗が今季初1軍へ。

西川はファームでは3試合しか出場せず、1軍へ。コンディションのよさを見込まれてか、実績主義なのか、結局、3打数2打点と結果を出したからよかったのだが。
  
このところ、ファームで打率をぐんぐん上げていた小園がやっとのことで登録されたことを思うと、そのフラットでなさにプスプスくすぶった気持ちも。リリーフ陣の偏った選手起用と重なって。


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