10月11日のヤクルト戦。この日の中村祐太、かっこよかったですね。登板するごとによくなっていき、4試合目にして6回1失点で、2勝目。
140km前半のストレートが数字より速く感じる。打たせて取るピッチングの中にも、ヤクルトの猛者相手に三振もズバズバ。もう打ちごろ、バッティングピッチャーだなんて言わせない。
5回、山田哲人が見逃し三振。しかして祐太はガッツポーズすることもなく、クールな佇まい。内心ヒヤヒヤだったかもしれないけれど。
5回裏、今季初ヒットで初打点をあげたときも、1塁上で静かに大きく拍手する祐太。いたって涼しげでした。
先発投手が試合を作り、打線の援護があり、6回まではよろしかった。
しかし、7回。6点差ある状況で、佐々岡監督がケムナ誠を出してきたときには、一転して不穏な空気を感じる。
2アウト2塁3塁で、途中交代。最初からケムナに3連投なんてさせなければいいのに。
途中登板の塹江敦哉が2失点、 回をまたいで8回に1失点。ケムナも塹江にも、連日申し訳ないという気持ちになってしまう。
今のカープ、勝ちパターンと負けパターンのリリーフ陣がくっきり線がひかれすぎ。こういった中間の場面でまかせられる選手を育ててこなかった。6点差あっても安心できない。ここは勝ちパターンでと、限られた選手に負荷をかけすぎ。
この日は西川龍馬が帰ってきた! 背番号51もいる! やっっっと小園海斗が今季初1軍へ。
西川はファームでは3試合しか出場せず、1軍へ。コンディションのよさを見込まれてか、実績主義なのか、結局、3打数2打点と結果を出したからよかったのだが。