2018年12月2日

福井優也、楽天へのトレードについて語る。その前にひとこと言っておきたいことがある。

トレード話は、いつも突然やってくる。11月29日に発表された、福井優也の楽天へのトレード。静かな衝撃が走りました。

今シーズン中の美間優槻とホークス・曽根海成のトレードのときもそうだった。たいてい選手は開口一番、「突然のことで驚いています」と言う。

昨年、7月31日、日本ハムの中継ぎエース・谷元圭介の中日への移籍が発表されたときも、驚いた。

もっと驚いたのが、取材班からその話を聞いた日ハムの栗山監督が「えっ、そうなの? 今日投げてもらおうと思ってたのに」と言っていたこと。

どんだけ突然なの? 選手どころか、首脳陣への打診さえなく決まることもあるとは。

一般の企業なら、会社はほかにもあるけれど、日本のプロ野球界は一つしかないですから。選手がトレードを断るなんて、前提になってないですから。仙台支社へ転勤、みたいな感じですから。



今年、一昨年と、結果を残せなかった福井。来年あたり、新天地での活躍という切符を渡されるのではと思っていたら、今年とは。

今回の楽天へのトレードについて、「やるしかない。本当にいい機会だと思う。早くチームになじんで、信頼されるようになりたい。普段の練習態度から心がけていきたい」「新しいフラットな目で見てもらえる。アピールして、ローテに入れるようにしたい」と、福井は話していたそうです。

「こっち(マツダスタジアム)に帰ってきて投げたい。出さなきゃ良かったと思ってもらえるくらいの活躍をしたい」とも話していたそうです(「日刊スポーツ」)。

しかし、ひとこと言いたい。今年も、一昨年も、その覚悟で投げてほしかった。君もあれですか? 俺はまだ本気出してないだけ系ですかいっ。



福井と言えば、思い出すのが、かーぷぶーんさんが「広島東洋カープまとめブログ」で紹介してくださっていた2016年のこの記事

練習中、黒田博樹がランニングしているのを見計らって、福井が黒田のグラブを嬉しそうに触り、自分の手にはめ、気づかれないうちにそっと戻すの図。

この、黒田を尊敬している気持ちが伝わってくる一連の行為がめちゃくちゃ可愛らしく、忘れられません。

福井と言えば、ちょっとふてぶてしさを感じる物言いも、印象的でした。「カープのいいコたち」のカラーとは違っていて、そういう意味でも面白い存在だったので、いろんなタイプの人がいる面白さがカープから薄れるのは少し寂しいです。

えぇ。交流戦でも、日本シリーズでも、ぜひ福井がマツダで投げる姿が見たいですよ。そんなときは、福井も、カープも、両方を応援しますよ。待っていますよ。



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