2025年5月11日

打線のキーマンが末包1人からファビアン&奨成と3倍に!


5月10日(土)、DeNA戦(横浜スタジアム)、3対

先発は床田寛樹と平良拳太郎。4月6日、3回5失点で平良を攻略したカープ。エース格でない投手のときにはしっかり打ち勝ちたい。

と始まった1回。床田が、桑原将志2塁打からの牧秀悟タイムリー、いきなり先制される。いつもよりボール球多め、調子はよくなさそう。

3回、佐野恵太と山本祐大の連続タイムリーで、3対0

床田、開幕からここまでの6登板すべてクオリティスタート。どころか、5試合はハイクオリティスタート。そろそろこんな日があってもおかしくない。シュン。


かたや、平良相手に、3回まで床田のヒット1本しか出ていなかったカープ(おいおい、いつものやつ)。シュンシュンだったが・・・。

4回、菊池涼介内野安打からの、ファビアン4号2ランで3対2、1点差に! いきなり希望の光がサンサンと降り注ぐ。今日ものびのびファビアン、すごいぞ。これで9試合連続ヒット、5試合連続打点。

ホームラン打たれて、しゃがむ平良(笑ってはいたけれど)。あら、あなた、そっち系? いい投球が台無しよ?

私はホームラン打たれても、鳥が飛んでった。みたいに見送る投手が好き。森下暢仁とか高橋昂也みたいな。


ファビアンの1発が出たものの、5回までほとんど平良を打ててないカープ。なのに平良は74球で降板。

平良は今季最長で6回まで。DeNAの内情はわからないのだけど、調子よさそうなのにもう降板? 三浦番長って、ときどきこういう謎采配あるよね?(新井さんもだが・・・)

6回から森原康平。ここをチャンスにしたいところで、中村奨成ヒット、よっしゃー! 菊池バントで送って、またしてもファビアン同点タイムリー! 末包昇大もまたも得点圏で勝ち越しタイムリー!

援護も得て、床田に栄養注入されたはず。調子よくないなりに、4回5回6回と三者凡退!


7回、1アウトとったところで、今日当たっている桑原と牧を前に、島内颯太郎と交代。床田6回途中3失点、なんだかんだで今日もクオリティスタート。仕事してくれた。

島内は桑原と牧を連続空振り三振!

8回、1点リードで、昨日サヨナラ負けした森浦大輔を新井さんは送り出した。

疲れは見えたけど、3番4番5番を三者凡退! 最後、佐野恵太のサードライナーを小園海斗がジャンピングキャッチ! 矢野雅哉や菊池が跳ぶ姿はよく見るが、小園海も跳んだ!

打撃ではまだ元気ないが、今日は守備でガッツ見せてた(新井さんのガッツ通信簿やめてほしい)。


9回、伊勢大夢から坂倉将吾ヒット、堂林翔太ヒット、代打・野間峻祥の内野安打で2アウト満塁。

奨成がレフト前にタイムリー、2点リードに! よっしゃー。奨成、打席や塁上で、めちゃくちゃ雰囲気出てる(もともとそういう華を持ってた選手)。

ちなみに、ヒットを打った坂倉、塁上で大谷翔平のようなポーズ。新ポーズ? ぎこちなかったが、また見せて(打って打って)。


1点リードより2点リード。9回、森浦に続いて、栗林良吏の挽回シリーズ。

下位打線だったことも、かすかな安心(したい)材料。山本祐大、京田陽太、昨日サヨナラ打の林琢真を三者凡退、6セーブ目。 

森浦と栗林が昨日の嫌なイメージをリセットできる展開になったのはよかった。でも、選手の状態を見て、カープベンチにはしなやかな采配をしてほしいです。

3試合連続マルチ安打の奨成。「結果が出ていることに対しては素直に喜ぶけど、凡打している打席の内容をもうちょっと考えたい」と(「デイリースポーツ」)。

ついにというか、やっとというか、自分で考えて野球する人になったか〜(すみません、素人が! でもそれがファン)。


守備固め的な人たちが数名揃うときめかないスタメンではあったが、1番中村奨成、3番ファビアン、4番末包昇大が連日ワクワクさせてくれている(=点をとってくれている)。

4月は末包が打つ(打点を上げる)かどうかが鍵になっていたが、キーマンが1人から3人に増えた。

小園が復調してくれたら、もっとワクワクするのだが。田村俊介が日ごと影が薄くなっているのも気になるところ。

それ以上に、守備固め的な人を重用するのをやめて、「打てるスタメン」にさらに改造してほしい。

遠征中は基本選手の入れ替えなしのカープ。マツダスタジアムに帰ってからも今のままだったらかなり落胆するが、人事権のないファンにはいつものこと(プイ)。

3戦連続カード勝ち越ししたい!