5月27日(火)、巨人戦(富山市民球場アルペンスタジアム)、1対2。
なんて素敵な名前。山並みが遠くに見え、夜、光に照らされた静かなスタジアム。
年に1〜2度行われるプロ野球を楽しみに、お客さんが集まってきているのが伝わってきて、あぁ、プロ野球って興行なんだという当たり前の感覚が呼び覚まされる。
北陸シリーズ1戦目。福井出身の玉村昇悟が2勝目。
たとえば同じ関西でも、兵庫出身の私には滋賀に親しみはあっても地元感は薄め。福井と富山もけっこう距離がある。地元に帰ってきたという感じではなかったかもしれないけど、ご家族やお知り合いが見に来てくださっていたようで、玉村のヒーローインタビューで終われてよかった。
5月25日、DeNA戦と同じスタメン。ショート小園海斗で、「野球をやる」スタメン。ところが、立ち上がりよくなかった井上温大を攻めきれないもどかしい序盤。
1回、ファビアン空振り三振で、菊池涼介は2盗失敗、3アウト。
2回、坂倉将吾2塁打、モンテロヒット、1アウト1塁3塁で、小園海斗空振り三振。飛び出したモンテロ挟まれ、坂倉ホームに突っ込んでタッチアウト。拙攻続き。
4回、ファビアンと末包昇が大連打、モンテロフォアで、2アウト満塁。またチャンスで小園。
ここで凡退したら戦犯扱いされてしまう・・・と案じていたところに、先制の2点タイムリー! 久しぶりに小園に笑顔が〜。
直後の4回ウラ、先頭打者の増田陸ヒット、キャベッジのタイムリーで1点差に。
6回、また先頭打者の増田ヒット。まだ61球だったけど、ここで玉村降板。玉村ヒーローインタビューのシナリオどうなる〜。
ここから以降、リリーフ陣が仕事しまくり。塹江敦哉と中﨑翔太が小刻み継投で抑える。
これは追加点とらないと・・・という7回、佐々木泰がヒット! 今日もみなぎってます。
ここで代打・上本崇司。う、上本? 守備固めの人をなぜここで? 右打者なら中村奨成もいましたのに? せっかくのチャンスに勝ちにいかない。新井さん、またこういう相手が喜ぶことをする。併殺で3アウト。
これは流れを渡すパターン。しかし、リリーフが死守。
7回、森浦大輔。得点圏にランナー置くも、浅野翔吾空振り三振。代打リチャード、見逃し三振。しびれた! 坂倉小さくガッツポーズ。何事もなかったようにマウンドを降りる森浦のカッコよさよ!
8回、本日はハーン。得点圏招くも逃げ切り、9回、栗林良吏。
今日はどっちの栗林? 1球目を見て、今日は行けそうな気がした。2アウト1塁で、昇格したばかりの丸佳浩が代打に出てきたときは嫌だったけど、復帰ヒットで1塁3塁、さすがです。
追加点とれなかった時点で、勝てなくても仕方ない。と割り切ってはいたものの、増田を打ち取って3アウト! 球場のカープファンの方たちの笑顔が素敵。
球数少なかったのに6回途中で降板することになった玉村、次は3巡目の課題を克服ね。小園のタイムリーもひとまず安堵。このままショート小園で行くのですよ。