明日から、富山と金沢で巨人戦。巨人が勝つのを見たいファンの方が多いと思われますが、カープ、いい試合を見せてくれたら。
攻守で人の目を惹きつけるルーキー佐々木泰。今年は今の時点で大当たり〜の外国人選手、ファビアン&モンテロ。
などなど、昨年よりお楽しみが散りばめられているカープ(当社比です)。1軍と2軍の入れ替えがもっとあればいいなと思う。
毎日、入れ替えがないかと楽しみに見て、そして落胆すること多しのNPBの公示(出場選手登録および登録抹消)。
主にカープに着目していて、データをとっているわけではないので、なんとなくの印象であることは断りつつ、カープは選手の入れ替えが少ないと思う。
それだけ1軍メンバーが固定している・・・そんなわけ、あるか〜い。スタメンは固定されつつあるが、控えメンバー含め、もっと試せることあると思う。
2軍で好調の選手をフットワーク軽く1軍に呼んで、経過を見てまた随時(順次)入れ替えをして活性化させていけばいいと思うのだけど、腰が重い。
ただでさえ支配下枠の残りも少ないし、2軍選手のモチベーションが心配です。1軍のヒリヒリ感も保ってほしい。
5月13日、秋山翔吾が1軍復帰してからも、対戦投手に応じて中村奨成がスタメン入り。秋山ありきになっていないことにホッとしてます。
奨成と秋山の競争だなんて、ゾクゾクします(どっちもがんばれー)。
坂倉将吾や小園海斗がチームリーダーとなって牽引していくであろうカープですが、見えないところで秋山がチームを何気に支えてくれていると感じるこの頃。
ファビアンが、「カープに入団して、特に印象的だった選手は誰ですか?」と問われて、名前をあげたのが秋山。(「アスリートマガジンWEB」)
「日本で練習がスタートしてから秋山さんからアドバイスをもらって、早く日本の投手に慣れてほしいと言われました。今はそれをしっかり勉強していますし、早く慣れないと日本で活躍できないですからね」
佐々木も、オープン戦で左太もも裏肉離れを起こしてリハビリしているとき、開幕直後に左足首を痛めて離脱した秋山に「1軍の試合は見ておけよ」と、きつく言われたそう。
常に1軍で自分がプレーすることをイメージしながら備えたことが、今につながっているようです。(「スポーツ報知」)
1軍の試合を見て情報収集、研究・考察することはプロとして当たり前のことと思うけど、秋山のアドバイスでより意識的に見ることができたんだなって思います。
秋山、新しく加入した選手にも目配りをしてくれているんだな、と。
秋山は昨年9月の大失速について、渦中にいるときは、あれほど手痛く長引くことになるとは思いもよらなかったので、終わってから「互いにもっと声かけあえばよかった」と思ったと話していた。
そんな経験と思いもあってかどうなのか、選手とのコミュニケーションを積極的にしてくれている気がします(菊池涼介も、ベテランとして選手同士の架け橋になりたい的なことを何度か口にしていますが、あんまりそういうタイプではないような気も)。
秋山は試合に出ていないときでも、ベンチで他の選手たちとよく話をしているのを目にします(というかカメラで映されている)。どんな話をしているんだろう。
ポジション争いしている中村奨成だったり、先日は1軍合流したばかりの佐々木だったり。佐々木はなんとなく、1軍の、マツダスタジアムの雰囲気に高揚していて、先輩の話ちゃんと聞いているのかなってふうにも見えたけど(実のところはわかりません)。
そういえば、5月15日の巨人戦、先発のドミンゲスが降板した後、ベンチでファビアンがドミンゲスに何やらいっぱい話していた。あれは何を話していたんだろう。
ドミンゲスはとくに相槌をうつでもなく、ファビアンの熱っぽさだけは伝わってきた。
ドミンゲス、打てば響く感じがないところ、つかみどころがないところ、そこはちょっと堂林翔太みたいです。
選手としての実績もあるし、打撃・守備・走塁に長けている秋山、近い将来コーチになって、カープの質を上げてくれないかな・・・。