5月9日(金)、DeNA戦(横浜スタジアム)、4対3。延長10回サヨナラ負け。
1点リードの9回、1アウト3塁で、森下暢仁に代打・野間峻祥。いっそ森下にそのまま打席に立ってほしかった=9回まで投げてほしかった。
それくらい、今の「9回栗林良吏」にリスクを感じる。
9回、栗林。オースティンタイムリーで3対3、同点に追いつかれる。打線が好機を逸して追加点取れなかったことも敗因だが、「抑えは栗林」の固定観念にとらわれている新井さんに腹が立つ(ボッ!←噴火1)。
たとえば今の森浦が打たれて負けるなら仕方ないと思えるが、今の栗林が打たれたなら、「やっぱりな」「だから言ったのに」になる。
監督の仕事は選手を見ること。新井さんは栗林のコンディションで判断していない。
結局、延長10回裏、途中出場の、打者としてとくにマークしていなかった林琢真のタイムリーでサヨナラ負け。
この林、10回表、坂倉将吾のサードファウルフライをカメラマン席に飛び込んで捕る大ファインプレーで3アウト。
こんなの、流れがDeNAに行くに決まってるじゃないですか。それまでカープが流れを手放す伏線がいくつもあったから。
2回まで、森下とバウアーは互いに三者凡退を繰り出す投げ合いを見せていた。
森下のテンポいい投球を見ていて、なんで1年目以降、坂倉と組ませなかったのか、またメラメラと立ち上ってくるものが。
佐々岡さんから新井さん期に渡る、森下が會澤翼とバッテリーを組まされ続けた、失われた数年を思う。こういうのをずっと見たかったんだよー。
そこに3回、松尾汐恩が先制の2号ソロ。「もう今日は終わった〜」という気持ちになるくらい、自己肯定感ならぬカープ肯定感が低くなっているカープファンがここにおりました。
そ・れ・が。4回、1番中村奨成ヒット、2番菊池涼介がバントで送って、3番のびのびファビアンが同点のタイムリー!
得点圏にめっぽう強い4番末包昇大が6号ランで1対3!
ベンチ前でキャッチボールする暢仁さまに笑顔が(パパパ〜ッ)。
右のバウアーながら、右の奨成を1番に置いたことは、今日のよかったこと日記。
夜から降雨の予報だった関東地方。思わず雨乞いをしました、このまま終わってくれと(なんという消極的な)。しかし、雨は強まることなく、試合は行われたのね(それは喜ばしいことではあります)。
4回5回6回と、森下三者凡退。7回、渡会2塁打からの佐野恵太タイムリーで、2対3。追加点プリーズな状況に。
8回、奨成がヒット! しかし、ここからベンチが歯車狂わせる。奨成に代走羽月隆太郎のコール。
足が遅い選手ならまだしも、奨成の走塁もいいですよ。3回の先制点も奨成の好走塁が活きた。奨成を打線から外すのはまだリスクが大きいと思った。結局、延長線で弱い打線を招くことになった(ボボッ←噴火2)
ノーアウト1塁で、バントの名手・菊池が2度失敗、結局空振り三振。そんなにバントが好きなら山足達也出せ〜(山足とて100%ではないが)。というより、バントでちまちま相手にアウト差し出すなー。
ファビアンヒットで、羽月3塁へ! 得点圏大好物の末包だったが、よりによって低めの球をブンブンブン、空振り三振。これはバウアーが1枚上手だった。
坂倉フォアで満塁も、小園海斗ファーストゴロ・・・。
9回、今日ノーヒットの矢野雅哉が2塁打!(この後、ワイルドピッチで3塁へ!)
7回から田村俊介に代わってファーストの守備についていた堂林翔太。ヤクルト戦で勝ち越し弾を打ちましたが、波が大きいの。というか、あれは久々の大波だった。
でも堂林、バントは上手だ。ったが、2回失敗、結局見慣れた空振り三振(ボッボッ!←噴火3)。ちまちまバントばっかりさせるなー。
ここで森下に代打・野間となるわけですが、スパイス的な仕事をしてくれることが多い野間、よりによってセカンドゴロで、矢野挟まれタッチアウト。
奨成に代走出したばっかりに、8回から守備についた大盛穂が打席に。だから奨成のままで行けと言うたのに。
大盛、ライトフライ。守備固めにまじめなカープベンチ、攻撃にまじめになれ! (ボボボボボッ!←噴火4)
そして9回栗林の1失点を経て、10回の攻撃。またここで今日ノーヒットだった菊池が2塁打という好機!
も、最後は林の体を張った好守備で流れをDeNAに渡し、その林がサヨナラ打で決めるというDeNAにとってはドラマチックな最後で試合終了。
だいたい、今日選手の入れ替えがなかった時点で、またがっくりとうなだれた(ボーン!←噴火5)。
ベンチは点をとる気はないんだな、このままでいいと思ってるんだな、変えるつもりはないんだな、と。
「誰と戦っているのか見えない」などと主観的な言葉で小園をスタメンから外していたが、攻撃的な采配をしない(できない)新井さんこそ、誰とたたかっているのか、私にはからっきし見えない。守りに入っているように見える。