オープン戦というと、忘れられない光景があります。
2年前の3月15日、今のとこ生涯で一度だけ体験したオープン戦。神宮球場の内野席で見た、ヤクルト対広島戦でのことでした。
〔まだ肌寒かったです photo by azukimonaca〕
しかし、昼といい夜といい、球場というのはそこにいるだけで、どうしてこうもおなかの底から沸き立ってくるものがある場所なのでしょう。
この日は補修工事のため外野は封鎖されていました。ポッカリと空いた空間、観客のいない外野席だけ見ていると、まるで無観客試合のようでした。
そんなわけで、いつも外野が定番席の応援団のみなさんも、この日は内野席に。 すぐ近くでパッパ〜♪ ラッパの音が賑やかに聞こえます。
この日は新井さんのホームランを見ることができました。
何より心に残ったのが、応援団のみなさん。
試合前には団長さんが……
「いつも外野席で応援していますが、今日は内野での応援。より選手に声が届く距離、大いに届けていきましょう!」
最終回が始まるときにはまたまた団長さんが……
「こうして内野で応援する機会は今日が最後かもしれません。心をこめて応援していきましょう!」
リーダーのあいさつ、献身的な立ち位置に感動いたしました。
さ。気温とともに応援のギアも徐々にあがってくる季節がまもなく到来です。
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