0対8。3日続いての大差負けどころか、完封です。
「昨年のリーグ覇者同士の対決」というキャッチコピーに、ぽっ(赤面)。あぁ、そんなこともありましたか……と思い出す始末。その響きに見合わない試合内容となりました。
カープのエース的存在・大瀬良大地は、デスパイネから3ラン、高田知季から2ラン、上林誠知から2ランと気前よく打たれ、4回・76球で降板。ここまで大差がついたのなら、いっそもう1イニング大瀬良に預けて、リリーフ陣を休ませてあげてほしかった。
カープは今のところ、かろうじてセ・リーグの首位にいるけれど、その先を見すえて戦わないと。オリックス戦に続き、セとパの世界の違いを感じる。あんなに苦戦していた中日や横浜が手ぬるく感じるほど。
ソフトバンクもやりがいがなかったかも。やっていてつまらなかったかも。と思ってしまうような圧倒差。まるでサッカー日本代表とブラジル代表の試合のよう。最後には、ソフトバンクの控え選手が続々出てきて、これも屈辱的なことでした。
CSまでブランクがあって試合勘を取り戻せなかったことも、球団として一つの準備不足だったと思うし。社会人代表(アマチュア)との試合でいくら大勝しても……。
選手も、球団も、常にスキを見せず、プロフェッショナルな姿勢を見せてほしいです(あ、もちろんリラックスするときはリラックスしてね)。
そんな中にも、この日のゲームで見つけた明るい光が3つ。
6回・7回を投げた飯田哲矢が連続三者凡退(しかも5奪三振)。素晴らしかったです。
4回、新井貴浩が千賀滉大(こうだい)のおばけフォークの落ちてくる軌道を読んでミートした技ありの場面。さすが2000本安打は伊達じゃない。
(しかし、6回の打席では、1アウト2塁3塁のチャンスの場面でゲッツー。そう言えば、2015年からカープの試合を見始めたとき、ネット上で「新井さんのツラゲー」という言葉が使われていて、何だろう?と検索。その意味を知って脱力したことも、今ではカープ1年生の懐かしい思い出です)。
しかし、ここで代走を出さなかった緒方監督。逆転は無理としても、1点入れて終わりたいじゃないですか。上本崇司はすでにもう代走したあとだったけど、まだ堂林翔太がいるでしょうが。まだゲームは終わっていないのに、監督からあきらめの姿勢を感じて、脱力してしまいました。
明日の先発はジョンソンとバンデンハーク。もうひとつのエース対決と言ってもよいカード。石原慶幸のリードにも期待したいです。
しかし、投手陣を一朝一夕で立て直すのは難しいとしても、1ミリでも今より状態がよくなるよう、黒田博樹を臨時投手コーチに呼ぶというのはどうでしょう。黒田魂とプロフェッショナルな姿勢を再注入だ!
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●サヨウナラ〜。
●これはもう采配の問題というレベルではなく、選手の個々の力の差では?