2018年7月9日

モヤモヤ岡田と、阪神3連戦の中止。

7月8日、巨人戦(東京ドーム)。

カープの先発・岡田明丈は、どのイニングも、かなりの割合でボールが先行。そのうえ、2回と4回、援護点をもらったそのすぐ裏で、1失点と5失点。4回で早々とマウンドを降りました。

ピッチャーだったら避けたいことが出そろっていましたが、本人も「ストライク先行ができなかった。野手が点を取ってくれた次の回に失点してしまった」と肩を落としていたとか。(「スポニチ」)

この日の岡田は、見ていて、身体にキレがないというか、重たそうだった。1週間前、炎天下の横浜スタジアムでタフな投球を見せてくれていたのに。ここは涼しいドーム球場なのに。

岡田は「(コースを)狙うことを意識しすぎた」とも反省していたようです。(「デイリースポーツ」)

細かいことは考えず、ズドン! と、持ち味のバズーカストレートを放ってくだされ〜。と、毎回、それを見たさに投球を見続けているといっても過言ではないっ。

どこかに岡田の持ち味を生かしてくれる捕手はいませんか〜(マッチ売りの少女)。アバウトにミットを構えるなどして、臨機応変な対応をしてくれるという石原慶幸とのコンビも久しぶりに見てみたいのですが。



そう思う一方で、以前、石井一久さんが話していたことも同時に思い出すのでした。

捕手との相性があるかどうかを尋ねられた石井さんは、「捕手によって投げやすい(投げにくい)とかってあるんですか? え? そんなの関係なく、どんどん投げればいいだけのことじゃないですか」と。

細かいことにこだわらず、自分の力量でどんどん投げていけるのがプロ。あれこれ捕手の品定めをするのはやめることにいたします。

しかし、岡田はつかみどころがないですね。毎回、期待しているのですが、こう、ふわふわ〜っとしているというか。まだ、今まさに、形を作らんとしている途上ということなのでしょうか。

「まさかあの岡田さんが」と言われるほどに、そう遠くないうちに、ものすごい存在になってほしい。秘密兵器のまま、終わらないでほしい。

いえ、秘密どころか、立派に表に出ていますが。先発ローテの一角をになってくれていますが(新人の年には日本シリーズにも登板していますし)。こう、もっと期待しているわけです。切に。

           *   *   *

7月9日からの阪神との3連戦が中止になったというお知らせは、広島が今、野球を楽しんでもらえる状況にないという事の大きさがいっそう伝わってきて、ショックでした。

一日も早く、広島に暮らす方たちが(もちろん広島以外の地域の方たちも)、球場や中継で野球を楽しめる日常が帰ってくるよう、願っております。



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