6月18日、ロッテ戦(マツダスタジアム)。
先発の九里亜蓮は5回1失点。数字だけ見ると悪くはないけれど、少し物足りない。先発として、あと1イニング投げてほしかった。
一度ローテから外れリリーフに回ったときのことを思うと、リリーフでどんな場面でも対応しようと投げていた九里の方が輝いて見える。
一岡竜司を皮切りに、中村恭平、レグナルト、フランスアと、信頼が厚いリリーフリレーが始まるのだが。
7回、恭平が、ストレート押しで1失点し、同点とされる。18試合ぶりの失点。もう少しゆさぶりをかけたら結果は違っていたのかもしれないが、グイグイグイとバッターを押し込んでいくようなピッチングは見ていてすごかった。
8回、レグナルトが1イニングでマウンドを降りたとき、もう1イニングまかせたいと思った。なんとなく、この先の予感があって。
力のないカープ打線は得点できず、延長戦へ。フランスアが9回、10回と回またぎをするも、打線は応えることができず。
11回に、中﨑翔太が登場したときには、順番的にはやっぱりこうなってしまうのかと。フランスアを回またぎさせたのに、こうなってしまったかと。
中﨑は同点をキープすることはできず、4失点。素人目にも、中﨑の球威のなさに驚いた。
7回、恭平が同点を招いてしまったことは残念ではあったけれど、あの球にはバッターに向かっていく力があった。
いまの中﨑は1軍でプレーする状態ではないと、素人目にもわかった。こんなボールを投げるピッチャーを登板させる球団は他にはないだろう。そのことにも衝撃を受けた。
中﨑同様、田中広輔の腰がすわってないスイングにも驚く。素人目にも、どうしてこの人がこの場所にいるんだろう……と、ダブルの衝撃だった。
10安打しながらつながらない打線も、まずかった。食べていて、途中でポソポソ切れるおそばみたい。こう、一気にスカッとすすりたいものです。
16日の楽天戦で打順を変えて功を奏したのだが、バティスタが復調したと見てか、もう打順をもとに戻してきた。もう少し、あの打順で見てみたかった。
會澤翼、西川龍馬らはまだ元気があったが、3番に戻ったバティスタは無安打。
8回、菊池涼介が2塁打を打って、バティスタが申告敬遠された。バティスタと勝負せず、4番の自分との対戦を選んだ相手に対して、鈴木誠也の覇気のなさも気にかかった。
たとえば日ハムの中田翔だったらこんなとき、メラメラしたものを放って打席に立つはずだ(そしてアベレージがよくなくても、こういうときはかっきり打ったりするのだ)。
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