2019年6月30日

パ・リーグ的なDeNAにまたも打ち勝てず。

6月29日、DeNA戦(横浜スタジアム)。

スタメンを見て、戦意喪失する。打撃不調の野間峻祥が1番。6月28日に1番で起用した高橋大樹が打撃好調にもかかわらず、起用されず。

DeNAの先発は平良拳太郎(右投げ)。また右左(みぎひだり)病ですか?

高橋を1番に起用したのは、高橋の打撃に期待してではなく、今永昇太が左投げだったからという単純な原則的な理由からだったのかと逆に訝ってしまう。ことごとく選手のモチベーションを下げてしまう采配がずっと続いている。

でも、野間がここで結果を出せば、何も言うことはないです。すべては試合を見てから。

しかし、この日、野間は無安打。このデータを活かさず、また選手の好不調を見極めず、右左にこだわってスタメンを組むようなことがあれば、愚の骨頂というしかないです。

いや、そんな頑固な右左病にかかったベンチを置いてきぼりにするくらい、高橋、そのままガンガン打とう。ブンブン振っていこう。

7回には、ヒットを打ったメヒアに、早々に代走が出される。この時点で1対1の綱引き状態が続いていた。まだメヒアに打席がまわってくるのがわかっているのに、またもフライングのような早すぎる交代。



先発・アドゥア誠は落ち着いていた。7回を投げて1失点。援護がなくとも、粛々と自分の仕事をしていて立派だった。

1対1のまま、リードしていない状態で、8回はレグナルト、9回フランスア。ともに無失点で延長戦へ。

6月23日のオリックス戦しかり、同点の状況で勝ちパターンのリリーフを先手必勝のように繰り出すことが多いカープベンチ。

逆転を見越しての采配とは言え、今のカープ打線に接戦を突き放す力はない。難しいところだけれど、最終的にはリリーフ陣の力投が水の泡になるゲームを何度となく見ているので、この采配でいいのか、しかめっつらになってしまいます。

10回、中村恭平が桑原将志と宮崎敏郎に打たれ、サヨナラ負け。

宮崎はシーズン序盤、打撃不振で打率1割台、田中広輔のお仲間だったのに、いつのまにか打率もあがっていたのですね。田中もこの日、3安打したけれど、やっぱりほしいのはチャンスの場面でのヒット。

投手陣のふんばりにまたも応えられず、接戦をものにできなかった力のないカープ打線。パ・リーグ的なチーム、DeNAには歯が立たないのか。歯がゆし。



3日連続エラーしたあと、小園海斗がベンチ入りのままなのも気になります。代打に出したら面白いのに。

1軍の雰囲気に触れるのはよいことかもしれないが、打席にも立てず守備もできず、塩漬けの状態になって。ベンチは小園をどうしていきたいのだろう?

出番がないなら、ファームで実戦を積み重ねた方がよくないのか? それは不調の続く松山竜平もしかり。

高橋やメヒアのように、ファームで調子のよい選手をもっとどんどん出してきて使えばいい。少年漫画誌のアンケートと同じ。結果のいい人を使って怒り出すファンはいないと思う。


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