2019年10月24日
巨人、ホークスにストレート負け。
10月23日、日本シリーズ第4戦(東京ドーム)、3対4。
ソフトバンク、強かった。ミスもほとんどなかった。
あれだけ人を集めても、勝てない巨人(リーグ優勝はしたけれど、圧倒的というほどではなかった)。「もっとほしい」病がさらに高じそうだ。
クリーンアップが打てず、ん?という継投があったり、うっすらカープと重なった今回の日本シリーズでの巨人。
「阿部(慎之助)さんを日本一で送り出したい」という巨人選手の話を聞いた時点で、あぁ、これは勝てないかもと思いました。そんなところも昨年のカープと重なる。
勝負の世界に生きてる選手たちだから、勝つために仕事するわけで。誰のために、なんて情感めいたことが前面に出てくると、ろくなことはないというのが個人的な感想です。
2016年の黒田博樹のときも、2018年の新井貴浩のときも、そんなしめっぽいフレーズをあえて取り上げてほしくないなと思いました。勝負の醍醐味はそういうところにあるんじゃないんだから。
MVPはグラシアル。2戦目が終わった時点で「MVPはこの人に」と思っていたので、4戦目でもまさにふさわしい活躍。ほれてまうがな〜。
ホームランを打ったときの、ベンチ前でのシャドウボクシングのパーフォーマンスも素敵だ。
球場に訪れていたオーナーの孫正義さんも、工藤監督に続き、選手たちから胴上げされていた。選手たち、工藤監督のときよりうれしそうに胴上げしていたような……。
口は出さないが、金は出す。最高のオーナー。
以前、プロ野球選手に所属チームへの満足度を調査したら、ソフトバンクの評価が高かったという週刊誌の記事を読んだことがある。
口は出すが、金は出さないオーナーの球団からすると、うらやましい環境です。
DeNAのオーナー・南場智子さんは、自分が球場に行くとプレッシャーを与えてはといけないからと、試合の経過(結果)はそっとチェックしていると言っていた。
たまに、ちょっと見に来ただけだからと、球場に姿を現して存在感を示してくるどこぞのオーナとは違う。
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