2020年1月6日
たたかう男がここにも……村本大輔に黒田博樹を見た
深夜、ふと目が開いてラジオをつけたら、2ヶ月に一度オンエアしているという坂本龍一さんの「RADIO SAKAMOTO」という番組が。
坂本さんが「会って話してみたい」とゲストに招かれていたのは、お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん。
村本さんの名前は知っていたけれど、どんな漫才をしている人かまではよく知らなかった。どんな話が出てくるんだろうと聞き始めたら、最後まで聞き入ってしまった。
数年前から村本さんは、たとえば沖縄の辺野古や原発など、自分がその時々思っていることを漫才に取り上げている(きた)そう。
そういう政治的な問題が絡む話題をネタにすると、「大丈夫なん?」という空気があって、いったいそれは何なんだろうと気になっている、と。しかし、話したいことは話し続けていくという村本さん。
で、たとえば先輩に食事に誘われたとしても、絶対に行かないという。誘われて親しくなってしまったら、もう何も言えなくなってしまうから、と。
この話を聞いて、黒田博樹が日本に復帰したとき、「対戦相手とは食事には行かないようにしている」と話していたことを思い出した。
この話を聞いたとき、黒田のプロ意識を感じたものでした。
適当なことを話さない、しない、村本さんに、フィールドに一人で立つ覚悟のようなものを感じる。
*番組のHPではなんとトークの一部始終が文字起こしされていました。radikoのタイムフリーなどで、または番組のHPで、よろしかったら内容に触れてみてください。かなり面白かったので。知っている人はもうすでに知っている。そんな存在ではあるのでしょうけれど。(2020年1月5日、24時、J-WAVE)
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