2020年2月22日

金のとれるスイング・・・伊集院光と横尾俊建と


2月18日放送の「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)。日ハムのキャンプ地、沖縄・名護で伊集院さんが、栗山英樹監督と、3人の選手にインタビュー。

そのインタビューが面白かったので、ご紹介しています。斎藤佑樹に続く第二弾は、横尾俊建。

伊集院さん曰く、「スイングを見てるだけで、金のとれるスイングというか、気持ちいいんです。あの新外国人選手誰かな?と思うような、メジャーリーガーみたいなスイング」。

その言葉を受けて、横尾は・・・

「小さい頃から常にホームラン打つことにこだわってきた」

「ホームラン打つために打つためにどうしたらいいか、ピッチャーからしたらどういうバッターが嫌なのかなと考えたときに、やっぱり強く振れる選手だったり、そういう選手になろうと思ってやってきた」

「プロに入れて、そのまま継続してやっていることが、まわりの人から見たらいいスイングしてるねっていうふうな結果になっています」



なんともスカッとしたインタビューでした。そして金のとれるスイングとは名表現ですね。

いまの球界だと、ソフトバンクの柳田悠岐、西武の山川穂高、森友哉、中村剛也、オリックスの吉田正尚あたりが思い浮かびます(パ・リーグの選手のオンパレード)。

カープの鈴木誠也もそれに近づいてきている感触。

大砲タイプではないけれど、小園海斗の思いきりのいいスイングも、昨シーズンのカープファンにとって、お金を出して見たいと思える打席でした。

小園も、ピッチャーは思い切り振ってこられるのを嫌がるだろうから、どんどん振っていきたいと言っていました。いいぞ、いいぞー。

ぜひ打席に立った横尾を見てみたいと思いました。

横尾は「野球やってる以外のときも常にこうしたらもっとよくなるんじゃないかとか、それは時間ある限り考えちゃいます」とも答えていました。

常に野球のことを考えている。プロならば当たり前とは言え、斎藤とは対照的なものを感じたのでした。



2月11日に亡くなった野村克也さんは、よく「野球は頭」と言っていました。いかんせん、今の斎藤からは考えて野球している姿勢が伝わってここないのですわ。

そんな斎藤の話を聞いていて思い浮かんだのが、カープの野間峻祥。身体能力にいくら恵まれていても、頭を使わないと、結果がともなわない。わくわくしない。

斎藤は今年がもうほんとに正念場かも(野間も)。

ところが、驚くほど危機感が感じられなかった。いつ仕事がなくなるかわからないプロの選手というより、仕事があることにどこか安心している会社員みたいだった。

そんな甘い世界ではないと斎藤はさすがにわかっているとは思うけれど。早稲田の同期、福井優也とともに「俺はまだ本気出してないだけ」で終わるのか、否か。


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