2020年2月24日

優勝にぎるリリーフエース・・・伊集院光とらじおと秋吉亮と


2月18日に「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)にて放送された、日ハムファンの伊集院さんによる3選手へのインタビュー。なんとも面白かったので、ご紹介してます。

斎藤佑樹横尾俊建に続く第3弾は、ヤクルトから日ハムへ移籍した秋吉亮。なんと秋吉は、伊集院さんの高校の後輩だそう(スポーツ名門校とかではない都立の学校)。

ヤクルトのリリーフエースだった秋吉。他チームのファンから見ても、まさかのトレードでした。

社会人野球を経て、2014年にヤクルトに入団。1年目から61試合、74試合、70試合と、2試合に1回に近いペースで登板。

その後、ケガをして2年間、思うような成績は残せなかったが、いよいよ復調、さぁ、がんばろう。というときに、突然のトレードを告げられる。

「来年こそはがんばろうって契約更改しにいったら、トレードだからって言われて。えっ?」。

「はじめはショックでした。2年間はダメでしたけど、この5年間、ヤクルトで頑張ってきた思いがあったので、出されてしまったっていう悔しさや寂しさもありました」



栗山監督はそんな秋吉に、

「感謝しかない。本人もヤクルトで後半苦しんでましたけど、僕らは絶対に活躍できると思ってトレードに踏み切ったわけですから、よく頑張ってくれた」

「ただ、昨年けっこう無理して使ってるんで、疲れがあると思うんですよ。そこを上手く、それだけ何とかしてくれと。ただ、活躍してもらわないと優勝に届かないので、そこは(伊集院さんから)後輩に伝えてもらっていいですか」と。

この栗山監督からのメッセージを聞いた秋吉は・・・

「いやもう、去年、全然投げてないですよ(昨シーズンは53試合に登板)。ヤクルトの3年間に比べれば、全然休ませてもらったりとかしてます。もっと投げれる」

リリーフの登板過多は、プロ野球ファンとしてハラハラする問題です。なんとかならんのか、と。

2017年に引退した巨人の山口鉄也なども、まぁ、頼られていたというか、休ませてもらってないというか。登板数を見ていると、選手寿命を短くさせられた感が満載です。

カープも、フランスアや今村猛らをいともたやすく使っているように見えること、しばしば。

ヤクルトも、けっこうリリーフ、ガンガン使っているイメージがありましたが、それに比べると日ハムって、気をつかってくれてる方なんでしょうか。だとしたら、なんかいいですね。



さて、今年の目標を聞かれた秋吉は「やっぱりチームの優勝と日本一が一番です」と、きっぱり。

まずはチームの優勝をかかげるなんて、斎藤佑樹や横尾俊建とはまたひと味違う、ベテランらしい一言。ん? ちょっと待て、斎藤の方が先輩やないかーい。

それを思うと、カープの選手は、三連覇という歴史を経験したこともあってか、「まずはチームが勝つこと」と言葉にしてくれる選手が多いイメージがあって、とてもいいです。

それは、黒田博樹や新井貴浩らと一緒にプレーした選手が、黒田や新井から肌で感じとってくれたことが今も生きているのかなって思ったりします。

昨年はいろいろモヤモヤあったけど、カープ、やっぱりいいとこあるぞ。


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