2020年8月17日

か弱い力の綱引きゲーム、2対2で終わる。


8月16日、阪神戦(京セラドーム大阪)。10回延長、2対2で引き分け。

1回表、苦手の秋山拓巳相手に、ヒットとエラーでワンアウト満塁までこぎつけたと思いきや、松山竜平が犠牲フライにならないレフトフライ。堂林翔太は三振。噴火2連発です(ボッ)。

満塁になると無得点で終わるよう、まるで自動的にセットされているかのようなカープ。解除して、そんな設定。

1回裏、先頭打者・近本光司の打球を田中広輔がエラー(ボボボッ!)これを皮切りに2失点。

満塁のチャンスで得点できない。いきなり守備でエラー。こりゃ、ダメな(勝てない)パターン。と、のっけから匙を投げたくなる。座布団も投げたくなる。うりゃ~。


3回には、松山竜平がまたしてもエラー。

6回、鈴木誠也が三塁打、松山がタイムリーを放ち、2対1に。

先発・遠藤淳志は6回を投げて、自責点はゼロ。打線の援護がない上に、野手のエラー続きとあって、最初はどうなることかと思ったけれど、遠藤が持ちこたえ、阪神サイドの一方的なゲームとはなりませんでした。

7回はスリリング藪田和樹が無失点で切り抜ける。よし!

8回表、西川龍馬がヒット、磯村嘉孝がバントで送って、長野久義がエラーで出塁。この日はカープのみならず、阪神もエラーが目に付いた。

ワンアウト1塁3塁で鈴木誠也。でしたが、ボテボテのピッチャーゴロで、ズコーン(コントか?)。西川、スタートできず。

波はカープに来てるのに、これでは阪神に渡っちゃう~。と思いきや、岩崎優のワイルドピッチで、2対2の同点に。

8回は塹江敦哉、9回はフランスと勝ちパターンでのぞみ、二人とも無失点に抑える。


9回、菊池と會澤翼が粘って粘って見せ場を作ってくれたが、得点には至らず。

延長10回、回をまたいだフランスアが三者凡退でビシッと抑え、同点のまま終わる。

一方的な負けを覚悟した始まりを思えば、よく同点で終われたとも思えますが、ツキを逃した阪神から、勝利をもぎとれなかったのはもったいない。それが今のカープの力量をあらわしているのかな。

綱引きといえば、全身で力をこめて互いに引き合っているものだが、かぼそい力で引き合い釣り合ったようなゲームでした。


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