2020年8月30日

満塁に 打率の低い 人出すな(標語)


8月29日、阪神戦(マツダスタジアム)。5対6で、阪神に負け。

大瀬良大地が3回5失点(自責点は4)で早々に降板。

味方のいただけないエラーもあったが、よく打たれていたのも事実。前日の森下暢仁の投球内容とイニング数がより際立って見えてしまう。

フィルダーズチョイスに悪送球と、松山竜平の連続エラーで2回に3点先制されたのだから、松山には倍打って取り返してもらう。と、こぶしを握りました(噴火、ボッ)。

その松山、4回にタイムリーを打って、1打点(このとき走者は二人)。5回にもタイムリーを打って、2打点(このときも走者は二人)。長打を打って倍返しとはなりませんでしたが、最低限のカバーはしました。


この5回、大盛穂がフォアで出塁、曽根海成(待ってたよ)がヒット、羽月隆太郎がボテボテながらも進塁ゴロで1点追加。この若手3人のつながりは、この日、数少ない楽しい出来事でした。

その後も、堂林翔太がフォア、でも鈴木誠也はフライで終わり、そこに松山がタイムリーで1点。コツコツ返却。

続いて、ピレラがタイムリーで1点。一つ一つすごろくの駒が進むように4対5。コツコツと阪神に迫ります。

そこに會澤翼が死球を受け、満塁に。チャンスです。しかし、またしても4回と同じように、ツーアウト満塁の場面で田中広輔に打席が回ってくる。

「頼むから今度こそ代打出してくれ~」の叫びも、暖簾に腕押し。田中はショートゴロに終わる。


この日一番の場面で、動かなかったベンチ。まだ5回だから取り返せるチャンスはあるとでも思っていたのかな。

美味しいものはとっておくタイプなのかな。いつ天変地異が起きるかわからないんだから、そんなことしてたら間に合わなくなるよ。食べられるときにちゃんと味わっておいたほうがいいよ(きっぱり)。

代打を出せば得点できるとは限らないけれど、データをもとに確率の高い選択を試してほしいんです。

規定打席に達している選手の中で、打率と得点圏打率ともにリーグ最低の田中に大チャンスの場面を1度ならずも2度までも託すなんて、どうしてこんなにも相手チームが喜ぶような選択をするのだろう。

これ勝負事なんですけど。事務仕事をきっちりこなすとか、そういうのじゃないんですけど。勝つ気があると到底思えない。ほとほと呆れ果てました。

9回、誰も走者のいない場面で、打撃好調の坂倉将吾を今ごろ代打に出したり。

1点差を縮められないカープの現状をまたも見せられました。


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