2020年9月5日

おきあがりこぼし打線、10回延長引き分けに終わる。


9月4日、DeNA戦(マツダスタジアム)。

先発・森下暢仁が3回に5失点。早々にマウンドを降りる。

前回の登板で123球投げていた森下。まだ1年目で疲労もありましょう。いまやカープ一番の希望の星ですが、新人が一番期待されているというカープの現状。

無念ですが、次回に期待です。

このムードを払拭してくれたのが、4回を投げた中田廉。わずか7球で三者凡退。さ、切り替えて行こうという気持ちになった。

4回裏、まさにその通りになった。

鈴木誠也ヒット、松山竜平の2塁打で1点。坂倉将吾ヒット、田中広輔ゴロがタイムリーとなってもう1点。代打の大盛穂が2塁打、ピレラ2塁打で2点追加。菊池涼介タイムリーでもう1点。と、めくるめく連打で5対5と追いつく。

ここで森下の負けが消える。森下、持ってます。

この日、巨人は新人王争いをしている戸郷翔征が登板。森下が5失点した時点で、「新人賞が遠のく〜」と嘆きましたが、戸郷も5失点、負けがついていました。よし、まだがんばろう。


5回は菊池保則。ほんとなら、もう1イニング中田に投げてほしかったが(2イニング目も無失点で抑えられるとは限らないが)、怒濤の連打のさなか、打席が回って代打が出たため、いたしかたありません。

菊池がここで3失点。これはいかん(ボッ、噴火)。5点とって同点に追いついた直後にこれはいかん。

6回はスリリング藪田和樹がなんとか無失点に抑えるも、7回、ケナム誠が1失点。

しかし、7回裏、松山のタイムリー、長野久義の2点タイムリーで8対9と1点差に迫る。

なんという、おきあがりこぼし打線。

こういうときこそ、リリーフは無失点に抑えないと(本日2回目)。

という8回は、僅差の場面で弱い島内颯太郎。そんなキャッチフレーズを払拭してほしかったが、3失点。いかん、これはいかん(ボッ)。

ところが8回裏、堂林翔太のタイムリーと松山の犠牲フライで2点追加。10対12と、2点差に迫る。


ここまで来たら、このゲーム、ものにしたい。

9回は塹江が無失点(よしっ)。

そして9回裏、菊池涼介の2点タイムリーで同点に追いつく!

10回延長、フランスアが三者凡退で無失点!

19回裏、鈴木も松山もフライを打ち上げ、2アウト。最後の打者は三好匠になるのか。だがしかし、そうです、三好は選球眼がよかったのです。三好、フォアで出塁。

でも、ここでおしまい。長野のフライで終わりました。

同点を超えられないカープのか弱さをまたも見せつけられたが、打たれ、打ち返し、打たれ、打ち返しで、諦めムードで終わらなかったことはよかった。

投手陣の疲労は相当気になりますが、打線がどこまでカバーできるか。

それにしても、9月6日と7日はデーゲーム。9月始めの広島が相当暑いことは想像できるのに、なぜこのような設定に。選手の身体が心配です。


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