2020年10月17日

2位に浮上した中日、5位から這い上がれないカープ。


10月16日、中日戦(マツダスタジアム)。

ここ数年、カープ戦で強いイメージの中日。対戦していてBクラスにいるのが不思議なくらいだったが、やっと眠れる獅子が、いやドラゴンが目を覚ましたか、力発揮していますね。

1回、松山竜平のタイムリーで1点先制。

2回、宇草孔基の後逸もあり、木下拓哉の3ランもまじえ、先発・床田寛樹が4失点。

宇草、先頭打者としてよい働きを見せてくれていますが、守備にはポロポロほころびが。前日の巨人戦でも、解説の里崎智也さんにスローイングに難ありと度々指摘されていた。宇草の未来予想図はどんなものなのか。


3回、鈴木誠也の2ランで、3対4と迫る。

7回から回跨ぎの8回、菊池保則が1アウト1塁2塁の場面で、中田廉がワンポイントリリーフ、ビシエドを抑える。

その後を継いだ中村恭平がきっちり走者を返し、2失点。しまいには満塁の場面でワンポイントで島内颯太郎も呼び出される始末。

9回には、頼みの藤井黎來も2失点。

3対8で迎える9回裏。ピレラと田中広輔が連続ヒットで出塁ののち、鈴木が3ラン、2点差に迫る。

ひとつ見せ場を作ってくれたことが幸い。6対8でおしまい。


佐々岡監督は試合後、またリリーフ陣に苦言を呈していたようですが、その選手を起用しているのは自分だという自覚はないんでしょうか、指揮官として。おめでたいにもほどがある。痛々しい。

この無自覚さでは監督辞任とか、よっぽどのことがないとなさそう? 昨年の緒方監督の融通の利かなさというか、あの重苦しい空気は二度と味わいたくないが、今年は今年で別方向でとっちらかってる。

また1年、こんな仕事ぶり、いや仕事しなさぶりを見せられるのかと思うと、楽しい野球シーズンも今から心はずまず、です。


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