2020年10月16日

「負けなくてよかった」なんて言わないぞ。


10月15日、巨人戦(東京ドーム)。5対5で、延長10回引き分け。

1 回、宇草孔基ヒット、鈴木誠也タイムリーで、カープ1点先制。2回には、すかさず同点にされます。

3回、野村祐輔の打席で、代打に上本崇司が。このとき事情がまったくわからず、どよめきました、カープファン(のちにコンディション不良と心配な情報が)。

3回裏、急きょ登板した高橋樹也が安打にフォアにワイルドピッチにと、なかなか終わらず、つごう4失点。

このビハインドの展開。リリーフ陣が総出に近く借り出され、巨人のワンサイドゲームになるのかと思いきや、4回、中田廉が時間は要しましたが、満塁のピンチを乗り切り、無失点。


5回、菊池涼介ヒット、代打ピレラヒット、田中広輔の2点タイムリー、松山竜平の2ランで、5対5と同点に。おぉ。しばらく前のカープとは違った展開。

5回裏は中村恭平が三者凡退。6回裏と7回裏はケムナ誠が回またぎで連続三者凡退。8回は塹江敦哉が無失点、9回はフランスが三者凡退と、素晴らしい無失点リレー。

8回の無失点は、大城卓三の打球をレフトの長野久義が好返球してホームを封殺するという素晴らしいプレーにも支えられておりました。


しかし打線は、6回、2塁3塁のチャンスで代打に小園海斗。ここは坂倉将吾で来るかと思ったが、うれしい抜擢のような、打てる感じがちょっと想像できないような。空振り三振に終わる。

8回、會澤翼フォア(代走・曽根海成)、堂林翔太バント、菊池ヒットと、1塁3塁のチャンスの場面で、代打坂倉。

ここでスクイズらしきものが失敗して、3塁の曽根がアウトに。打てる坂倉にかけた方が普通よかろうが。結局、坂倉は空振り三振で3アウト。

代打の場面で続けてチャンスが活かせず、ピンとのずれた采配に不完全燃焼。

先発が不慮の降板に見舞われるも、リリーフ陣が踏ん張り、打線も同点にはこぎつけたが、チャンスの場面でちぐはぐなプレーが続き、10回延長引き分けに終わり。

「負けなくてよかった」と言うのは弱いチームの台詞。言わないぞ。


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