2020年10月15日

ビハインドゲームを勝ちに持っていけるリリーフ陣がいない


10月14日、巨人戦(東京ドーム)。6対1。物足りない試合だった。

前日には粘りとつながり感じるカープ打線だったが、一夜明けてまたあっさりモードに。得点は2回、會澤翼のホームラン1点のみ。

會澤の打席の直後、堂林翔太もいい当たりを見せたのだが、若林晃弘がダイビングキャッチとナイスプレー。ここでカープの流れを止められた感があった。

カープ先発の遠藤淳志は、つごう4失点で、6回途中で中村恭平と交代。1回と2回の1失点は、いずれもフォアの後の長打によるもの。6回でも、安打とフォアで2失点。

ローテーションを守ってくれているが、投げるのが精一杯、試合をつくるまでには至っていない感じがしてならない。えぇ、見守っていますよ、いますけれども。


それでも7回で3点差。まだ追いつくチャンスはある。

その大事な7回裏、菊池保則が2失点。サード堂林翔太のエラーもからみ気の毒ではありましたが、6対1と引き離されてはテンションがグンと下がりも下がります。

ビハインドゲームを守れるリリーフ陣がいないのが、カープの泣きどころの一つ。失点の多い菊池がいまだ1軍にいることがまさにそう。

昨シーズン、菊池の登板を見るのはとても楽しみでした。しかし今は、結果がともなっていないのに、昨年の遺産(よいイメージ)で1軍で投げるチャンスを与えられているような気がしてならない。

よほど2軍で目立った投手がいないのか? そうであったとしても、少しでも芽のありそうな投手を見出してチャンスを与えてほしい。

それ以前に、打線がまったく振るわなかったので、リリーフ陣がいくら奮闘しても勝てはしないのだけど。

投打ともに物足りないゲームだったが、見どころはあった。

菊池涼介の好守備。ささやかな、いいこと探しみたいだけど、そういうプレーの積み重ねがファンを引き付ける。

もっともっと見せてほしい。打撃や投球でも。


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