2025年4月23日

大瀬良今季初勝利、奨成猛打賞! でもワクワク感は低め


4月23日(水)、ヤクルト戦(マツダスタジアム)、対1。

大瀬良大地、大量援護を得て、やっと今季初白星。

ヒーローインタビューでは、その援護について、「あんまり慣れてないんで」と慣れない冗談を口にしていたが、あながち冗談とも思えなかった。

4月20日、大敗した阪神戦で、唯一、凛とした2安打を見せていた中村奨成がスタメン1番。1回、のっけから2塁打! 末包昇大タイムリーで、1点先制! 

まだ止まりません。ファビアン2点タイムリー堂林翔太タイムリーで、4対0


痛快という前に、ヤクルト先発石川雅規、球に力がない。2回、奨成が2打席連続2塁打! 矢野雅哉、小園海斗連打で、5対0。ここで石川降板。

昨年と一昨年、ベテラン野手に優先席を与えてチームを停滞させた新井さんだったが、石川は優先席どころか、特等席を与えられている気がする(200勝達成のため、どこぞの球団のように上からの指令があったりするんだろうか)。

こういうことを続けていると、チームの士気にも影響してくる。石川自身が判断する日は思ったより早く来るかもしれないとさえ思った、今日の投球。


2回途中、石川に代わってマウンドに上がったのが、矢崎拓也。こんなところで再会するとは。

石川のためたランナーを、ファイビアンのタイムリーで一人返した。

ここからロングリリーフかと思いきや、3回からは高梨裕稔。え、もう終わり? 矢崎、またな!


大瀬良7回1失点。8回は森浦大輔。え、こんな5点リードでもったいない。

でも、ここのとこ登板のタイミングなく、中9日。調整登板ではあったが、安定の、貫禄の、三者凡退。素敵。

9回、4月20日の阪神戦、危険球退場を経験した岡本駿。6点リードのマウンドはリカバリーに十分な場面。いつもよりストライクの入りはよくなかったけれど、無失点で抑えた。

ルーキーでただ一人、開幕から1軍帯同、7登板。疲れもあると思うけど、乗り切って!


大瀬良とお立ち台にたった猛打賞の奨成。なんか顔つきがスッキリして見える。なにか掴んだのかな。この調子で突き抜けてほしいし、ベンチこそがこの流れを止めないよう、スタメンで起用し続けてほしい。

大瀬良に勝ちがついたし、奨成もよかった。ファビアンがフィットしてきているのも嬉しい。矢野や奨成、末包が好守備でも大瀬良を支えた。でも、試合自体のワクワク感は少なかった。

セ・リーグ、現在首位のカープから6位のDeNAまで5ゲーム差。まだ4月、どうにでも転びようのある団子状態。

これがしのぎを削っての結果ならいざ知らず、全般的にゆるく感じる迫力のない試合が多くて、セ・リーグが、プロ野球界が心配です。


今日も空席が目立つマツダスタジアム。現在パ・リーグ最下位のソフトバンクも空席が目立っているそうです。(「東スポweb」)

ファンは正直。肌寒い季節、マツダスタジアムの平日ナイトゲームの空席はまだ言い訳がつくけれど(ソフトバンク本拠地はドーム球場なのに・・・)、これからの季節もまだこんな状況だったら、そうも言えまい。

地元ファンに愛され慢心してきた殿様商売のカープも、心(いや頭)を入れ替えてチームづくりをしないと、もっとお寒いことになりますよっ。
 来てくださってありがとうございます。
 よろしければ応援クリックお願いします。