2018年1月20日

プロ野球の奥深さを『広島カープ 最強のベストナイン』で

二宮清純さんの『広島カープ 最強のベストナイン(光文社新書、2016)
1月18日の記事で、この本について、カープの選手と歴史を知ることができるガイドブックのような魅力があると書きました。



ガイドブックと言っても、入門者向けというわけではけしてないのです。新しい世界を教えてもらった! という感触なのです。

連続出場の世界記録(当時)を達成した衣笠祥雄さん。鉄人と呼ばれた衣笠さんですが、長く続けることが出来た一つには、守備にある秘訣があったこと。

1986年、西武との日本シリーズで、山本浩二さんが東尾修さんとの対戦で見せた見事なかけひき。

丸佳浩のバッティングの師匠である新井宏昌さん(2012〜2015、広島の打撃コーチをつとめた)が、現役時代に中西太さんの指導で打撃に開眼したエピソード。そして、丸に具体的にどういう指導をしてバッティングを伸ばしたか。

大野豊さんが、江夏豊さんから教わったロージンバックの置き方。そしてマウンドでの心構え。

南海時代、野村克也さんのすすめでクローザーに転向した江夏豊さん。今ではクローザーは当たり前の存在になっていますが、当時はさきがけ。調整法を教えてくれる人もなく、メジャーリーグのリリーフピッチャーがどんな調整をしているのか資料を取り寄せ、自分で考えながら、自分にあった調整方法を見つけていった話。

プロの世界の奥深さや面白さが伝わってくるエピソードがいくつも紹介されています。ご覧になっていない方はぜひ。



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