2018年11月28日

丸佳浩、2年連続MVP! 3度目のMVP受賞はどのチームで?

11月27日、2018年のMVPが発表されました。投票結果は、日本野球機構(NPB)のオフィシャルサイトのこちらをどうぞ。

セ・リーグはカープの丸佳浩が2年連続の受賞。パ・リーグは西武の山川 穂高が初受賞。

丸の受賞は、なんとなく予想通り。もしケガがなく開幕からスタメンで出場していたら、残した数字はまた違っていたものになったかもしれません(こればっかりはわかりませんが)。

今シーズン、打席に立つ姿に風格を感じるようにもなった瞬間も何度かありました。

ただファンって、ほんとに気まぐれなもので。シーズン終盤と日本シリーズでの、1発をねらって空振りを連発していた丸の姿が残ってしまい。ボール見てるのかな?と、上の空に見えた打席での残像が残ってしまい。

一方、日本シリーズで、相手にとって手がつけられなさそうな好調な打撃を見せていた鈴木誠也の印象が好対照で(ホークスは鈴木に対して、最後は勝負回避してましたものね)。「終わりよければ全てよし」という諺は言い得て妙だと感じたものでした。



投票結果を見ると、丸はダントツの1位ですが、山川のように突出した感じはない。納得の受賞結果ですが、消去法的に選ばれた印象もあります。本人も、さらなる高みを目指していることと思います。

「来シーズンも取ることは難しいと思いますが、またこの場に立てるように頑張ります」という丸の受賞の言葉には、どのチームで取ることをイメージしてるのかな〜。カープなの? カープのことなの? と、かすかに思ってしまいました。でも、わかりません。

黒田博樹も『決めて断つ』(ベストセラーズ)の中で、2015年、野球を続けるのか、続けるとしたらどのチームでプレーするのか(カープか、メジャーか)、「1分1秒ごとに気持ちは揺れ動いた」と語っていました。



カープ、ロッテ、巨人とのFA交渉が終わり、丸もあれこれ考えているのでしょうね。どこに行っても、どちらに転んでも(実績を残しても、残せなかったとしても)、ドラマがそれぞれあるわけで、面白いと思います。

FAを宣言したとき、丸はどの球団のユニフォームを着るイメージをしていたのか。実際に交渉して、そのイメージが変わったのかどうか。そのことはとても興味あります。


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