2019年7月17日

アドゥワ誠はただ泣いていたんじゃない

7月16日、DeNA戦(横浜スタジアム)。

スタメンを知らずに試合を見ていたので、2回、8番に小園海斗が起用されていて、びっくり。 緒方監督にしては早い判断? 前日の田中広輔のあまりの不調ぶりに(それはその日に限ったことではないですが)、ようやく?

しかも、打った。西川龍馬の2点タイムリーとバティスタのタイムリーも飛び出して、3点先制。1点どまりにならず、よかった。

4回にも小園、打った。アドゥワ誠のハラハラ犠打も成功(佐々岡投手コーチもホッ)。西川の申告敬遠に、菊池涼介のフォア。満塁の場面が整いました。

しかし、バティスタ、鈴木誠也が不発で残塁。こんなとき、3点リードしているにもかかわらず、今日のゲームに不安がよぎります。

5回、松山竜平がフォアで出塁も、安部友裕が併殺打。流れが向こう側に行ってしまいそう。引き寄せてー。



5回まで58球と、完投ペースで順調に好投していたアドゥワでしたが、だからこそなのか、6回、ソトと宮崎敏郎にダブル2ランを浴びて、4失点。逆転されてしまいます。

チャンスの場面で打線が点を取りこぼしているから、こういうことになるんだ。今シーズンのカープのよくないパターン。

ベンチでアドゥワが涙を流していた。せつなかった。涙が乾いた後も、ベンチ前に乗り出しているとき、時々うなずくように何か反芻しているというか、自分に言い聞かせているというか、自分の投球と向き合っているように見えた。悔いも大きかっただろうけど、これからのこともちゃんと感じた。

打てなくても悔しそうに見えない先輩たちより、いい。そう思った。

7回、鈴木がホームランで、同点に。ベンチでハイタッチしているとき、アドゥワともタッチしたあと、アドゥアの頬にもタッチ。「元気出せ」って感じで。

それはいいシーンだったけれど、できれば、4回の走者がいるチャンスの場面で何とかしてほしかった。そんなに毎回ヒットが打てるほど簡単な世界じゃないとわかってはいるけど、少しもやもやが残った。



アドゥワの負けを消すことができた。さぁ、ここから逆襲だというときに、レグナルトがフォアを連発して満塁に。

これまで、満塁のピンチを切り抜けるしびれる場面を何度か見せてきてくれたレグナルト。だけど、この日はなんかちょっと違う。代えて。早くー。

と叫べど、時すでに遅し、いや、ベンチの判断遅しで、4点追加されてしまう。ベンチで茫然自失としていたレグナルト。アドゥワと対照的に見えた。

今シーズンのカープは、最初に点をとったら、それでもう一仕事終えたみたいになって、体力も気力もしぼんでいくのが、とっても気になる。エネルギー総量が少ないというか。

緒方監督がよく言う「守り勝つ野球」どころか、これじゃ「守りに入ってる野球」だ。覇気がないというか、負けん気(勝ちたい気持ち)を感じないというか。逆転のカープはどこ行ったー?

ところで、この日は、緒方監督の「心のお守りトリオ」……田中、野間峻祥、小窪哲也が最後までベンチだった。緒方監督に何があった?

しかし、この日負けたことで、やっぱりこの3人がいないと……と、次回からまた姿が見えるかもしれない。だから単純には喜べないが、小園のフル出場とともに、この変化をいいと思った。


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