2019年9月13日

堂林翔太に陽が当たって、本当によかった

9月12日、中日戦・第3戦(マツダスタジアム)。

カープが2点先制するも、先発が6回まで投げて2失点。打線はチャンスを作るも、ことごとく残塁に終わる。2対2の同点のまま、リリーフ陣の中村恭平・菊池保則・フランスアが無失点に抑える……。

この展開、前日とあまりに似ている。

それに加えて、7回と8回、カープは続けて満塁のチャンスを活かせなかった。これは「勝てないパターン」に当てはまっている。

中日は中日で、5回に満塁を残塁にしたり、8回9回に1塁2塁のチャンスを不意にしたり、カープ同様もどかしかっただろうけれど。

だから、9回裏、鈴木誠也がヒットで出塁し、代打の野間峻祥が初球で送りバントを成功させ、長野久義が申告敬遠で、ワンアウト1塁2塁のチャンスで堂林翔太に打席がまわってきたとき、大きな期待はしていなかった。

というか、期待して結果が出なかったとき、落胆しないよう、期待しないというクッションをしいていたというか。



そこに、堂林翔太がまさかのさよならタイムリー!

ヒーローインタビューも、堂林。堂林に陽が当たって、本当によかった。

「なかなかうまくいかないことが今年も多くてつらかったですけど、こういうことがあると思って頑張ってこれたと思います」(「スポーツ報知」)

という率直な言葉が胸に響きました。

最後には、「もう全部勝つ気持ちでチーム一丸となって戦っていきたいと思います」と。

これは、9月10日のお立ち台で、西川龍馬も言っていたこと。選手がこういうことをやっとはっきり言うようになってきた。

9回、鈴木がヒットで出塁したことも大きかった。サヨナラ勝ちの裏には、けっこう鈴木の出塁が導火線になっている気がする。



連日の緊迫する場面で、恭平、菊池保、フランスアが無失点に抑えてくれたことも嬉しかった。

死球を受けた會澤翼の代わりに、9回、石原慶幸がマスクをかぶったことも、なんというか安心感が大きかった。

今シーズンはほぼジョンソンの登板限定のような役割だったが、こういうときの石原にはやっぱり存在の大きさを感じてしまった。

この日、打点をあげたのは、長野と、松山竜平と、堂林。

中でも、長野と堂林は、緒方監督が積極的には起用してこなかった。終盤になって、やっと重い腰をあげるように長野に起用し始め、チーム全体に落ち着きが出てきた。

自分の中のこだわりがチームの勝利を遠ざけていたことを、緒方監督が少しずつでもゆっくりと省みてくれていたらと思う。


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