2025年7月11日

阪神に逆転され3連敗、シーズン最終日、新井さんは何を言う?


7月10日(木)、阪神戦(マツダスタジアム)、
対6

阪神11連勝。巨人もDeNAもカープも阪神に3連敗。ゲーム差9.5。まだ何が起こるかわからないけど、もうシーズン終わったと思った。

昨日書いたことと同じ。ドラフトから、現在の選手起用に至るまで、勝てるチームづくりをしてこなかったから、当然の結果。

新井さんの来季続投があるかどうかわからないけど、もし今みたいな状態で終わったら、最終戦で新井さんはお客さんに向けてどんな挨拶をするんだろう。


昨年は、覚悟を決めたような面持ちで、こう言った。もう一度書く(何度でも)。

「来シーズンは様々なことが変化する年になると思います。来シーズンだけではなしに、その先のカープのことを考えると、変わっていかなければいけない

変わるということは、それとともに痛みを生じてくると思います。今年よりも来シーズンはさらに険しく厳しい道のりになると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」

覚悟も信念も曖昧になって、力のないベテラン(by藤川監督)を1軍に何人も置いて、これからのカープのことも棚上げ。新井さんにとってそれは楽なのかもしれないが、険しい(逆方向の)道のりを歩いているように、私には見えます。


今日も8番田中広輔(サード)。矢野雅哉を外しても、やってることは同じ。結局、田中は今日も途中で代打を出される。打撃が期待できないのははなから承知でのスタメン。

だったら、2軍から振れてる選手を呼んで試してほしい。野手入れ替えなしで、同じメンバーでグルグル回して、最善尽くしていると思えない。

秋山翔吾が6月12日以来のスタメン。いまカープで一番ヒリヒリしたものを感じるのは、秋山。今日、打ってくれたらいいな。久しぶりにあの秋山のシニカルで大人なヒーローインタビューを聴きたいなと思っていた。


2回、佐藤輝明がまるで缶蹴りするように軽やかに、先制の23号ソロ。また昨日と同じ展開。

でも森翔平、その1点だけ。だけど新井さんは、森を6回で降板させる。昨日はリリーフの負荷を減らしたいと、大瀬良を7回続投させたのに。

6回ウラ、1番の大盛穂がヒット、小園海斗とファビアンが連続フォア、2アウト満塁で、伊原陵人をマウンドから引きずり下ろす

昨日の大竹耕太郎のときと同じパターンには持ち込めた(カープ負けてるけど)。


桐敷拓馬が坂倉将吾にデッドボールで1対1、同点
に。ん? 7月8日の1戦目で、満塁で押し出しの1点しか取れなかったゲームの再現になるのか?

ならなかった。秋山の2点タイムリーで、1対3、逆転!

伊原、勝ちが消えて唖然(カープの投手はこういうのしょっちゅう、たまには経験しなはれ)。森には笑みが。

モンテロフォアで、なおも満塁。田中の代打・末包昇大は初球サードゴロで終わり。すーえーかーねー。


秋山のヒーローインタビューが見られる展開にはなった。でも、私たちは知っている。そうそう願った通りに終わらないことを。

7回、島内颯太郎が、フォア、モンテロのグラブはじくアンラッキーな内野安打、糸原健斗の犠牲フライで3対2に

なおもフォア、中野拓夢タイムリーで、同点に。しーまーうーちー。

あと1アウトというところで、森浦大輔に交代。こんなところで森浦出さなきゃいけないなんて。その森浦も、森下翔太に勝ち越しの2点タイムリー、佐藤にもタイムリーで、3対6。阪神5点のビッグイニングに。

こんな日もあるとわかっちゃいるが、珍しく一度逆転した日に、オールスターの初出場も決まったばかりの自慢の中継ぎ二人がそれをかき消す連続失点。


8回、ファビアン、坂倉将吾、秋山翔吾が石井大智から3連打。素晴らしいのに、コツンコツンと単打単打で決められないもどかしさ。

1アウト満塁、モンテロ、空振り三振。代打・中村奨成はサードファウルフライ。末包が凡退したとき、なんで奨成出さないんだと思ったが、奨成も凡退。2度の満塁のチャンスで点が取れないんだから、負けても驚かない。

4月下旬から5月にかけて7連敗したとき、會澤翼、野間峻祥、堂林翔太らが声をかけて、選手だけでミーティングしたという話があった。

そのとき、「やるのは選手だから頑張っていこう」という声も出たそうです。

また、声かけあっているだろうか。このままズルズルいかないで、集まって集まって。早くもシーズンの終わりを感じさせるけど、選手には最後まであがいてほしい。
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