毎年、当日は指名された選手情報ほぼ真っ白の私ですが、ドラフト会議から一夜明け、選手の紹介記事を読み、少し理解が進みました。
1位 平川蓮/外野手(仙台大)
187cm、体重93kgの大型スイッチヒッター。「簡単なことではなかったと思うが、コーチと二人三脚で、人の倍、努力することで今のかたちができあがった」と、スイッチヒッターを勧めた森本吉謙監督談。
プロになるような人には当たり前のこととは言え、努力を厭わず結果を出す姿勢に好印象。岡本駿みたいに、のびしろも感じる。
レッズのスイッチヒッター、デラクルーズに憧れているという平川。秋山翔吾にもいろいろ教わりたい、と。君、わかってるじゃないか。
2位 齊藤汰直/投手亜大(亜大)
「2位に齊藤君が残っていると思っていなかった」と新井さんに言わしめた「2025ドラフト番付」(『週刊ベースボール』)で西の関脇だった投手。
1位指名されなかったことを悔しがっている負けず嫌いさん。大丈夫、プロになったら順位関係ないから!
3位 勝田成/内野手(近大)
163㎝。西武の滝澤夏央(←好きです)の164㎝を超えた!
中学時代から「忍者のような動き」と菊池涼介に憧れ、球場まで見に行っていたという。実物が待ってますよ~。
4位 工藤泰己/投手(北海学園大)
最速159km。目標は「平均球速160km以上」。カープに、というか、セ・リーグに求められる球速。ぜひ実現して。
5位 赤木晴哉/投手(佛教大)
天理高では、今をときめく日本ハムの達孝太と同級生。メラメラしてほしい。
6位 西川篤夢/内野手(神村学園伊賀高)
三拍子揃った選手とか、まだふんわりとした情報しかわかりませんが、50m5秒9と俊足のようです。駆け回って~。
7位 高木快大/投手(中京大)
指名の瞬間の本人と周囲の喜びっぷりが嬉しい。昨年の渡邉悠斗を思い出してしまう。
ずっと目標にしていたのが、森下暢仁。「フォームが似ているなと思ったのが最初」で、「ストレートの質、変化球の種類、組み立て方」を動画でくまなくチェックし、学んでいるという。
「ずっと目標にしていた選手がいるチームで野球ができるのが幸せ」とも。(「スポニチ」)
昨年の常廣羽也斗も、「岸選手や、森下選手のような、ストレートで空振りをとれるピッチャーになりたい」と、指名されたとき言ってた。
逆に、森下にもう一度輝いてほしい気持ちになってしまった。
育成1位 小林結太/捕手(城西大)
やっと来た、捕手。投手も野手もいい人ほしいが、いまけっこう宙に浮いてる捕手問題。
「いい捕手多すぎ問題」と、かつて里崎智也がカープを評してくれたのは、あれは何だったんだ。いま、ガラガラガッシャ-ン状態。チームの要、育てないと。
育成2位 岸本大希/内野手(徳島インディゴソックス)
なぜか応援したくなる独立リーグ出身者(藤井皓哉効果)。俊足とのこと、駆け回って~。
* * *
秋山からいろいろ教わりたいという、1位の平川。菊池に憧れ、球場に足を運んだこともあるという3位の勝田。森下を動画でくまなくチェックし、学んでいるという、7位の高木。
「若い選手から手本・目標にされる選手がカープにいる」というそのことも、嬉しい今年のドラフトだった。
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