このアンケートは、全国の保育園・幼稚園児と小学生1100 人を対象に行われたものだそうです。
男の子の1位は「学者・博士」。
学者・博士がトップとなるのは15年ぶり。
2位は「野球選手」。
3位は「サッカー選手」。
昨年まで、「サッカー選手」が7年連続トップ。野球人気がサッカーを上回るのは8年ぶり。プロ野球ファンにとっては、子どもたちが野球選手に憧れてくれるのは素直に嬉しいです。
男の子は、8位に水泳選手もランクイン。
ベスト10内にスポーツ関係が3つ入っています。
女の子の1位は「食べ物屋さん」で、21年連続トップ。
2位は「看護師さん」。
3位は「保育園・幼稚園の先生」。
9位に「ダンサー・バレリーナ」は入っていますが、男の子に比べると、スポーツ系はうんと少なめ。
昨年は、高校野球で清宮幸太郎君が注目されたり、プロ野球は史上最多の観客動員数を記録したり、活気づいていたと見られているようです。
それとは裏腹に、プロ野球の実況中継は、テレビの地上波はおろか、ラジオ中継も減少の傾向にあるというのは、なんとも……。
その点、春と夏の高校野球は、全試合、全放送。日本人にとってはもはや当たり前の光景ですが、これはすごいことかも(試合期間が違うので単純に比較できないとしても)。
2016年〜2017年、カープに在籍していたブレンディン・ヘーゲンズも、日本の高校野球を見て感銘を受けたと話していたことがありました。(こちらをどうぞ)
毎回、経済の発想を取り入れた独特なマンガ世界を見せてくれる、三田紀房さん。高校野球をテーマにした『砂の栄冠』(全25巻、講談社、2010〜2015)は、高校野球が日本特有の文化なんだと新しい視点をもたらしてくれます。面白いです。
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