2018年6月6日

パのバッターは、セのピッチャーでリラックス?

6月5日の日ハム戦は雨で中止。3分の1を終えたところで、小休止。

6月5日の時点で、ヤクルトが交流戦の1位に躍り出ていますが、2位から6位までは楽天以外のパ・リーグのチームがズラリと占めているという。今さらですが、パの優位、見せられています。

DH(指名代打)のあるパの主催試合を見ていると、ピッチャーの打順があるセのゲームが牧歌的に思えるほど。下位打線が息抜き的、な。もちろんホントに息を抜いたりしたら、すかさず相手にやられてしまいますが。

息抜きのない打線を相手に投げ続けていると、ピッチャーの力量(体力)もおのずと上がっていくだろうし、セとパの力の差が開いていくのはごく自然なことのように思えてきます。

そんなセかパか交流戦について考えていたら、こんな楽しい記事を見つけました。

楽天が新規参入球したとき、近鉄から移籍し、楽天のリーダー的存在だった礒部公一さんが、選手の立場から交流戦を語った「セ・パ交流戦、勝敗を左右する心のバランス」です。よろしければ、ぜひ。

その中で磯部さんは、セのピッチャーとパのバッターについて、こんなふうに書かれていました。

「パ・リーグの投手はどちらからといえばパワー系の投手(強いストレート)が多く、セ・リーグの投手は技巧派(変化球)が多い。私の在籍した近鉄バファローズのように、どんどん振り回してくる打者が多いパ・リーグは、普段強いストレートを見慣れているだけに、セ・リーグの投手と対戦する際、比較的楽な気持ちで打席に立てていることが、今の結果に繋がっているのかもしれません」



6月5日の先発予定だった中村祐太は、7日に先発予定だとか。3試合結果の出ていない中村が先発を任されることに軽い驚きを覚えたのですが、福井優也が先発予定だった7日にまた中村が抜擢されることに、さらに驚いています。本当ですか〜?

復調の兆しを現場の首脳陣が見たのか、それとも最後通告なのか。

もし中村祐太が前回のような投球をするならば、パの選手はリラックスして迎えそうな予感が正直満載です。でも、ゲームは始まってみないとわかりませんので。



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