2019年3月16日の夕食時、夜のニュースで、オリックスとのオープン戦の試合後、マツダスタジアムで行われた新井さんの引退セレモニーを伝える映像が。
新井さんの姿が映ったとたん、ぱぁぁぁ〜と画面が明るくなる。そう、新井貴浩とはそういう人。
しかも続いて、黒田博樹も登場(山本浩二さんも!)。思いがけない喜びに、キャーッと黄色い声をあげる。この人たちはまったくもって、ビートルズ級。
黒田は、試合前に行われた新井さんへの記念品(新井さんが大ジャンプしているブロンズ像)の贈呈式にサプライズで登場したのだけれど、アウディのディーラーさんのようなシュッとしたスーツ姿が素敵だった。眼福でした。
ブログ「広島カープまにあ」にて、広島カープまにあさんが、新井さんの引退セレモニーの動画(広島テレビ)を紹介してくださっていたので、全貌を見ることができました。
スピーチのあと、グラウンドを一周し、ファンに手をふる新井さんは終始笑顔。なんて笑顔の似合う人なんだ。
2016年、2000本安打を達成したとき、新井さんは丈夫な身体に生んでくれた両親へ感謝の言葉を捧げていたけれど、この笑顔もまた、ご家族から授かったものなんだろうなぁと思う。
カープがリーグ2連覇した年に出た『Number』(2017年10月12日号、936号)に、新井さんが小学校時代書いた作文が掲載されていたのだが、それが素直ですこやかで素敵だったのです。ご両親から愛されて育ったのが伝わってくるような。えぇ子なんですわ〜。
最後の記念撮影では、最後の最後、二人の息子さんが新井さんに手招きされ、新井さんの両サイドに可愛らしく花を添えていたが、それまでは、鈴木誠也と石原慶幸がガッチリとかためていて、それもまたジンとくる光景だった。
菊池涼介が鈴木に席をゆずっている感じ(これは勝手なこちらの想像)もまた、よかった。新井さんのななめうしろを堂林翔太がキープしていたのもまた、胸にきた。
ところで、この日、5対3でオリックスに敗れたカープ。だいたいこういう記念的なゲームで負けてる印象が強いカープ。オープン戦といえど、こういう期待を裏切らないところがカープらしい。つーか、裏切ってくれていいから、バンバン。
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