5月11日、結果を出していた1番の西川龍馬でしたが、たった1日で野間が1番に返り咲き。だが、1回、野間は早々にヒットで出塁。菊池涼介フォアの後、鈴木誠也の3ランで3点先制。
2回、田中広輔がヒットで出塁。2盗3盗をすかさず決める。田中はこの日、守備でもよい動きを見せていました。
一時期、エラーも多かった田中。打撃はまだ本調子と言えずとも、安打が出はじめ、守備や走塁にもよいリズムが現れてきているのか?
サードの定位置争いで活性化が生まれることを願う記事を書いた翌日、曽根海成がサードで初スタメン。風通しよくなってきましたね。
1アウト3塁のチャンスで、曽根は空振り三振。この日、3三振(と申告敬遠)と、スタメン出場した選手の中では唯一ノーヒットでしたが、たった一度の結果だけで入れ替えず、しばらく曽根を使ってみてほしいな。
続く、アドゥア誠が、タイムリーを打って、プロ初打点。
3回、磯村嘉孝のタイムリーでまたまた1点追加。
4回、野間がノリノリの猛打賞で、3塁打。菊池がきっちり犠牲フライで1点追加。なんでここで犠牲フライの1本も打ってくれないのくわぁ。と、深いため息がもれることが多かったカープだったので、当たり前のことを見ることができるこの喜び。
6回表が終わった時点で、アドゥアは76球。完投も見えてきた。
6回裏、1アウト満塁に。西川、ここはゴロで進塁は阻みましたが、続く磯村が2点タイムリー。磯村はこの日、ナイスリードに加え、猛打賞。
これまで先発としての仕事を果たしながらも白星はつかなかったアドゥア誠がプロ初勝利。先発4試合目で、やっと白星。
アドゥアの好投がやっと報われ、そのうえ完投までしてくれて、打線もチャンスの場面で得点につながること多しで、DeNAの不調にも助けられていたとは言え、みな躍動していた。
ヒーローインタビューも、鈴木、磯村、アドゥアの「おれ、やったよ!」三連発でスカッと球場も大盛り上がり。
最初から最後まで気持ち良くゲームを見て、久しぶりにしあわせな気分で余韻まで味わうことができた。たまにはこんな日があってもいいよね。
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